MA-RU-TA

家族4人のプライベートDialy
MA・・・父
RU・・・母
TA・・・長男
MS・・・次男

去年の今頃~完結編~

2005-12-01 13:44:31 | 育児
回想シリーズ完結編です。

なんとか無事に出産を終えたものの、なんせ初めての事ばかり。
病院での5日間もそれなりに大変だったけど、
家に帰ってきてからが大変でした。

一番の敗因は私の準備不足。
情報収集は完璧だったけど、実感がわかないのもあって、肝心な育児グッズの準備を怠っていた。
退院したその足で、ドラックストアと子供用品ショップへ寄ってもらう。
オムツにおしり拭きに哺乳瓶に母乳パットに消毒綿、下着などなど。
マミーはそんなものも事前に用意してなかったのかと、怒りを通りこして、呆れてた。

そんな調子だから、子供を家に連れて帰って来て、オムツを替えようと思っても、どこに何があるか・・・
自分のバックをひっくり返し、買ってきたばかりの袋をゴソゴソ。
ギョエー早速ウンチ。しかも下着も漏れてる。
着替えはいずこ?タオルはいずこ?

おっぱいあげるのにも、一苦労。
まずは習ってきた通り消毒(この作業は数回で省略)、
どのくらい飲んでいるかわからないから、おっぱいの前後は借りてきた体重計に乗せて、差で飲んだ量を計算(みんなに神経質だよ言われたけど辞められない)。
一応ミルクも用意して足す。ミルクを作る作業も大変で、哺乳瓶を消毒して、湯冷ましを作って、とか。
そうこうしているうちに、子供がミルクをたらっ~と吐いたりする。
びっくりして、家庭の医学や、育児書なんかを読んでみたり。
(単なる飲ませすぎなんだけど、最初はわからなかった)

今まで、ろくに動物も飼った事がなかったし、
ほっとけばどうにかなりそうな、ふぎゃふぎゃ泣くはかなげな子を前に、責任の重さを感じてクラクラきて倒れそうになっていた。

あてにしていたマミーは、何を聞いても、昔の事だから~どうだったかな~?と首を傾げるし。
沐浴をお願いしても、よく考えたら自分でやった事がない!から出来ないっ!て言うし。
で、私には、今の子って甲斐性悪いんだね~なんて他人事のようにいうんだから、やってられない

それで、マミーはいつも通り仕事に出かけるし、
ばあちゃんは宿泊客の世話で大忙しで私にも手伝って欲しいといい。

よく出産後はマタニティブルーになるって聞いてたけど、私のはマタニティブラックだった。

些細な事にもナーバスになり、
おっぱい足りてないんじゃないのとか、よく泣くねとか、そんな事を言われただけで、私って駄目ねと深く傷ついた
とどめは、私の頼んだ買い物を終え、帰りに1人でラーメンを食べて帰って来た夫。
怒りを通り越して悲しくなり、涙ながらに、1人でラーメンを食べてきた事に猛抗議。
ラーメンを食べてきたぐらいで、もうやっていけないと責められた方は、笑いころげていた。
笑いをこらえながら、慌てて、「子供が大きくなったら3人で行こうよ」となぐさめに入ったが、そんな気休めでなんとかなる私ではない。
ラーメン食べれるほど大きくなるのはいつの話?
私はご飯だってろくに食べてないんだから。
反論が止む事はない。

今となっては笑い話だけど、その時は、そんな感じだったからマタニティ・ブラック。

でも、1ヶ月もしたら、おっぱいだけで足りるようになったし、
役割分担も出来て、落ち着いて、だんだん楽しめるようになって。

お宮参りの時、
神社で、今まではお願い事ばかりだったけど、今回は神様にありがとうと言った。

早いもので、それから1年。

元気に大きくなあれ


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