7/17~19までの伊勢旅行記です。
・・・3日間とも暑かった
1日目は、一度行って見たかった「斎宮歴史博物館」&「いつきのみや体験記念館」
へと向かいました。
東京→名古屋までは新幹線。
名古屋からは、近鉄線を使い、「斎宮駅」で下車。
「いつきみや・・」は駅からすぐの場所にあるのですが
時間の都合で、まずは「斎宮博物館」へ。
(行きはタクシーを使いましたが、徒歩でも15~20分くらいの場所でした)
因みに、“斎宮”(いつきのみや)とは、古代、歴代天皇に代わって
伊勢神宮に遣わされた、未婚の皇族女性を指します(斎王とも)。
斎宮とは、彼女達の御殿・その事務を取り扱う扱う斎宮寮(役所)を
含めた、総称でもあります。
伝説上の初代斎王は、崇神朝の豊鍬入姫とされていますが、
飛鳥時代の天武天皇の皇女・大伯皇女が伊勢に遣わされた事が
始まりのようです。
以来、この慣習は、後醍醐天皇の皇女・祥子内親王まで続きました。
新しい天皇が即位すると、占い(卜定と云う)で選ばれた新斎王は
潔斎の日々に入ります。そうして、嵯峨野の野宮という仮宮で1年すごした後
祈りの地・斎宮へと旅立ちます。これを「斎王群行」と呼びました。
こうして、伊勢の地へ赴いた斎王は、年3回伊勢神宮へ向かう他は
斎宮内で祈りの日々を送り、天皇が退位したり、親族が亡くなったりすると
その任を解かれ、京へと戻ります(京に戻ることなく、任地で身罷った斎王もいます)。
南北朝以降、天皇の権威が衰退すると、斎宮を遣わす慣習も廃れ
江戸時代には、斎宮の跡地すらよく分からない状況だったようです。
三重県多気郡明和町は、発掘により「斎宮」の跡地だったことが分かり
「斎宮歴史博物館」脇の場所で、現在も発掘が続けられています。
「斎宮歴史博物館」外観
中に入ると、こんな女官がお迎え
博物館の中は、発掘品の展示の他、
映像シアターや、斎王の生活の日々を紹介した(おもに平安時代の風俗)展示、
斎王の登場する文学作品の紹介等々・・・。
今回は、企画展が無い時期だったので、少々寂しい感じでした。
(因みに10月からの企画展の内容は「賀茂斎院と伊勢斎宮」・・・惹かれる)。
斎宮博物館→斎宮駅へと向かう道沿いには
歴代斎王達の詠んだ和歌が展示されていました。
こちらは、斎宮駅近くにある「いつきのみや体験記念館」
歴史博物館とは異なり、斎宮が最も栄えていた、「平安時代」の
風俗を体験できる場所です。
貝覆いや双六もできます。
平安好きにとっては天国のような場所です。
体験記念館のすぐ側には、十分の一スケールの斎宮寮の模型がありました。
こちらは、古代米が栽培されている田圃。
明和町は、美味しいお米の産地だそうです
この辺りで、1日目はTime Up!。もっと、時間があれば・・・
・斎宮歴史博物館 http://www.pref.mie.jp/saiku/hp/
・いつきのみや体験記念館 http://www.pref.mie.jp/saiku/hp/itukinomiya/itukinomiya.htm
おまけ
1日目の宿・津のホテル近くの商店街で見かけた
“ゆるきゃら”。元ネタは、藤堂高虎らしいです。
・・・ひ●に●んのバッタもんにしか、見えない・・・
・・・3日間とも暑かった
1日目は、一度行って見たかった「斎宮歴史博物館」&「いつきのみや体験記念館」
へと向かいました。
東京→名古屋までは新幹線。
名古屋からは、近鉄線を使い、「斎宮駅」で下車。
「いつきみや・・」は駅からすぐの場所にあるのですが
時間の都合で、まずは「斎宮博物館」へ。
(行きはタクシーを使いましたが、徒歩でも15~20分くらいの場所でした)
因みに、“斎宮”(いつきのみや)とは、古代、歴代天皇に代わって
伊勢神宮に遣わされた、未婚の皇族女性を指します(斎王とも)。
斎宮とは、彼女達の御殿・その事務を取り扱う扱う斎宮寮(役所)を
含めた、総称でもあります。
伝説上の初代斎王は、崇神朝の豊鍬入姫とされていますが、
飛鳥時代の天武天皇の皇女・大伯皇女が伊勢に遣わされた事が
始まりのようです。
以来、この慣習は、後醍醐天皇の皇女・祥子内親王まで続きました。
新しい天皇が即位すると、占い(卜定と云う)で選ばれた新斎王は
潔斎の日々に入ります。そうして、嵯峨野の野宮という仮宮で1年すごした後
祈りの地・斎宮へと旅立ちます。これを「斎王群行」と呼びました。
こうして、伊勢の地へ赴いた斎王は、年3回伊勢神宮へ向かう他は
斎宮内で祈りの日々を送り、天皇が退位したり、親族が亡くなったりすると
その任を解かれ、京へと戻ります(京に戻ることなく、任地で身罷った斎王もいます)。
南北朝以降、天皇の権威が衰退すると、斎宮を遣わす慣習も廃れ
江戸時代には、斎宮の跡地すらよく分からない状況だったようです。
三重県多気郡明和町は、発掘により「斎宮」の跡地だったことが分かり
「斎宮歴史博物館」脇の場所で、現在も発掘が続けられています。
「斎宮歴史博物館」外観
中に入ると、こんな女官がお迎え
博物館の中は、発掘品の展示の他、
映像シアターや、斎王の生活の日々を紹介した(おもに平安時代の風俗)展示、
斎王の登場する文学作品の紹介等々・・・。
今回は、企画展が無い時期だったので、少々寂しい感じでした。
(因みに10月からの企画展の内容は「賀茂斎院と伊勢斎宮」・・・惹かれる)。
斎宮博物館→斎宮駅へと向かう道沿いには
歴代斎王達の詠んだ和歌が展示されていました。
こちらは、斎宮駅近くにある「いつきのみや体験記念館」
歴史博物館とは異なり、斎宮が最も栄えていた、「平安時代」の
風俗を体験できる場所です。
貝覆いや双六もできます。
平安好きにとっては天国のような場所です。
体験記念館のすぐ側には、十分の一スケールの斎宮寮の模型がありました。
こちらは、古代米が栽培されている田圃。
明和町は、美味しいお米の産地だそうです
この辺りで、1日目はTime Up!。もっと、時間があれば・・・
・斎宮歴史博物館 http://www.pref.mie.jp/saiku/hp/
・いつきのみや体験記念館 http://www.pref.mie.jp/saiku/hp/itukinomiya/itukinomiya.htm
おまけ
1日目の宿・津のホテル近くの商店街で見かけた
“ゆるきゃら”。元ネタは、藤堂高虎らしいです。
・・・ひ●に●んのバッタもんにしか、見えない・・・
せりかさんは「斎宮さまを偲ぶ旅」をされてきたのですね。
リニューアルした斎宮博物館、その後に出来たいつきのみや体験館はまだ足を踏み入れておりませぬ。いつか、行きたいものです。
ちなみにワタクシは「斎院さまを偲ぶ旅」をして参りました。
10月からの企画展、すっごく気になりますわ~。
行きたい~。
こんにちはv
瑞穂さんは、「斎院様を偲ぶ旅」でしたのね~。京都も暑かったのでは
ないでしょうか?
伊勢も良かったですよ。10月の企画展、瑞穂さんなら
そう仰るだろうな~って私も思いました(汗)
ところで、伝説の初代斎宮なんているんですね。普通に皇女って認識しか残ってませんでした。ま、天皇も最初の3代までは実在しなかったとか(箔付け)←全部おぼろげな記憶なので、間違ってたら平にご容赦ください(><)
私も、近代は最近と思ってしまう人間です(汗)
初代天皇・神武は実在が濃厚らしいですが・・・。その後は
色々あるみたいですね~。