最近、飛び石によるフロントガラスのカケや割れが多くなっていませんか?
タイヤの溝が昔と違って太くなって石が挟まり易く外れ易いのかもしれませんが、飛び石による被害が多くなっているように感じます。
車間距離を多めに保っていても、高速道路では法定速度を守っていても、前の車からあるいは隣の追い越し車線を走っている車から飛んでくる頻度が多くなっているように思えます。
昔はそのようなことはなかったのですが、ここ20年?~10年?私はフロントガラスの交換やリペアをした経験が片手の指の本数位ですが、あります。
フロントガラス自体も昔に比べ素材であるガラスが硬くなった? のかもしれません。
ひび割れはもちろん、カケが深く日を追うごとに割れが広がるようであれば、交換するのがベターと思いますが、リペアする方もいると思います。
リペアの場合は割れやカケた個所へ雨水等の侵入を防ぐために、直ぐにビニールテープ等でふさいだ方が良いです。後々のリペアの出来に影響が出ます(テープの大きさは割れの大きさにもよりますが・・・) 雨が降っていてもなるだけ早くふさぐことが必要で、ワイパーを動かすのを避け早めに手当てしてあげましょう。
リペアについては、10㎜以内で小さく合わせガラスの樹脂まで到達している割れカケは、個人的には業者に頼んでも、ホームセンターで道具をそろえ自分で上手にリペアしても出来は大差ないと思っています。
大きな割れは業者に頼むとしても光学的にどうしても跡が目立ってしまうのが実情ですので、高く付いてもフロントガラスの交換がベターです。
交換費用は工賃含みで外車で150千円前後(例BMW3シリーズ)、軽自動車で100千円未満位(例NWGNで80千円位)でしょうか?外車は費用が高くつくと思っていましたが、フロントガラス自体が日本国内での修理であれば国産のフロントガラスだということでした。 電装系のようにドイツ本国から取り寄せる必要がないので部品代がべらぼうに高いということにはならないようです。
リペアか交換か迷っているようであればリペアの出来や乗っていて気になりそうな方は「フロントガラスの交換」をお勧めします。
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今回の投稿は、交換やリペアの必要がない。 というよりリペアができない爪に引っかかるようなカケが出来てしまった場合の手当てになります。
フロントガラスを観察すると爪に引っかかる程度で、白くカケた部分が運転していると目立ってしまう場合にお勧めの提案です。
断っておきますが、リペアではないので爪で引っかかる跡は残り、目を凝らしてみるとカケはあります。 が、、、
白く欠けた部分の白さが目立たなくなり目に付きづらくなるというものです。
ガラスの研磨に使用する酸化セリウムとガラスの反応とセリウム焼けを利用するものです。
酸化セリウムは昔からガラスの研磨に使用され、ガラスよりも幾らか硬くガラスの研磨剤としては優しい研磨剤であることが知られています。
またガラスの二酸化ケイ素と酸化セリウムが反応し、ケイ素とセリウムが置換するようです。
<置換反応については化学の参考書を参考にしてください。ここでは詳しく説明しません>
そこで酸化セリウムをフロントガラスのカケた部分に被せ、二酸化ケイ素と酸化セリウムの反応とセリウム焼けを起こしカケを目立たなくしようとするものです。
酸化セリウムはネットでも購入できますが、純度の高低や量の多少もあり選定も難しく容易く選定できるものではありません。
私は、フロントガラスの油膜とりで商品化されている、酸化セリウムが成分である「キ〇〇ビン」を使用しています。
これであれば、ホームセンターのカーコーナーで五百円位で入手できます。
ボトルをよく振り、肌色の液体を爪楊枝に採り フロントガラスのカケにのみ 数日乗せます。雨が降ったりウォッシャーでワイパーを使用したら再度被せます。 ボトルからの飛び散りに注意します。
フロントガラスのカケを修復するのではないのでカケは残りますが、光学的にはカケが目立たなくなると思います。
繰り返しですが、カケはなくなることはありません。 目立たなくなるレベルです。 くれぐれも理解をお願いします。
〈キ〇〇ビン〉 〈爪楊枝で乗せた痕〉
あくまで自己責任で、大きな効果は期待しないでください。 でも手を付けられないような大きな失敗はしないと思います。
注意点は、カケ以外の部分に酸化セリウムを付着させず「付着したときは水を絞った布で拭き取り」放置しないようにお願いします。