この3月に、中古のCDプレーヤーを購入しました。
DENONのDCDー1500AEという型番です。 税込み22,000円でした。
状態は、トレイがベタベタしている。トレイが出てこなかったりする。でした。
トレイがベタベタしている。は、樹脂の加水分解が発生しベタベタしていたのでアルコールで拭きましたがベタベタは残り、最後はセスキを吹き付けキッチンペーパーで拭き取りました。 これが良かったです。
次の、トレイが出てこなかったりする。は、かなり手こずりました。
まずは、ゴムベルトの劣化とギヤ駆動部の動作不良を疑いました。
1.トレイ駆動用のゴムベルトの劣化を疑い、ゴムベルトの詰め合わせ「コンビ商事 修理補修ゴム 交換ベルト」を365円で購入し交換。 ベルト外径37mm位。
2.トレイ駆動に関係するギヤ部にグリス「タミヤ ミニ4駆 Fグリス」を塗布。数百円(500円以下かと)
この2項目を実施しましたが、状況はあまり変わらず、電源投入後の1回目でベルトが滑り1呼吸2呼吸おいてからトレイが出てきます。
駆動モーター側プーリーが小さいのも影響しベルトが滑っているようです。ギヤ駆動だったら良かったのに。
そこで考えたのが、松ヤニです。
ワックスが混合されたスプレーや板状の松ヤニはホームセンターにあったのですが、効果が分からず価格も1,000円以上だったので、野球や卓球など球技スポーツに使われるロジンバックを購入しました。
いわゆるすべり止めです。
3.「ロジンバック」の表面を綿棒で擦り掻き、ゴムベルトに擦り付ける。価格304円
これがうまくいってます。スムーズに出てきます。やったー!!
写真は、DENON DCD-1500AE、トレイ、ゴムベルトとプーリー、交換ゴムベルト、ロジンバック、ロジンバック(中身)の順