これは、芸術では無い" 芸なんです・・・ 農民(百姓)彫刻の出来るまで
何を作るかは、決まっていません、私の場合まず削り始めます。
木の大きさから、今回は座っているか、しゃがんでいるか、子どもになるか?
① カッターナイフで木の表面をなめらかに(トゲ防止です)
② 中心・首・脇・背中位置を油性ペン(水性は木に吸い込む)で決める(この位置は何度も変わります)
③ 金のこで背中部分から(前部は手足先の仕草が決まらないので後)浅く切り込み
④ 自然に頭、肩、腰、が出来ます、頭は大きめに(向き・髪形・帽子・表情の修正) 木と相談して手先・足裏の位置を決める時が来ました。 ⑤ ドリル・のこ・のみ・で絶対に不要である部分を落とす(ほとんどこの作業で形成!) ⑥ この頃から、何度も木の目と、お話と相談をします(これが楽しくて面白い) この木の場合、目が荒いので割れやすく、手と手をつなげることに・・・ ⑦ 長尺物の何か(まだ決まりません)を持っていますが、それ以外は頭の中では、 完成しています。これからは、全体のバランスを見ながらのカッター作業です (指先に少しだけ水をつけ、木を湿らすと楽だし、木の香りも楽しめますよ) ⑧ 手の物は魚に決まり、足はゴム長、あとは、男・女・歳・釣り人・能登の朝市? まだ決まりません、この後の細かい部位(表情など)はヤスリが深彫りしにくいの で 便利です。 ここまで、3日間 6時間ぐらい?(休憩・思考含む) 完成は急ぎません、しばらく作品と話し合い、彼?彼女?の希望どうりに仕上げます。 160作品め(正確ではなく一度数えます)の 出来上がりは、ブログで見て下さい(この人には、客か友人が要るので年内・・・?) 簡単に出来ます、費用は10円~20円ぐらい、時間はかければ、何時までも・・・ 寒くなると、コタツの上が散らかりますので、奥様対策は忘れてはいけません。 あしからず”