2023年3月24日(金)曇り
表記の大会、年度当初には計画されていなかったが、急遽開催が決まったと記憶。私たちが開催情報を知ったのは、昨年12月半ば頃だったかと。
3年ほど前から、オランダから来訪される100名規模の一行が柳生街道を歩かれる計画が進められていた。しかしコロナ禍でその計画が頓挫し、その代わりに(?)大和路まほろばのワンデー大会として開催されるに至ったと理解する。何分にも急づくりの大会であることは否めない。
前夜はJR奈良駅前のホテルに投宿。午前7時15分頃受付会場・奈良公園登り大路園地に到着。鹿に出迎えられる
参加者の出足は良くない。
植田奈良県協会会長からコースの一部変更が告げられる。前夜激しい降雨があり、滝坂の道の石畳などが滑りやすく危険なため歩行を断念することに。代替コースとして春日山原始林遊歩道を歩くことになる。そのため、当初予定よりも2km近く距離が延びることに。
午前7時40分過ぎ、A4版袋とじの部厚いコースマップを携え、自由歩行でスタートする。
春日大社の一の鳥居を抜け、境内を進む。
境内を抜けて春日山原始林遊歩道を進む。曲がりくねった登坂の連続に気が滅入る。足腰の不調を感じつつゆっくりと歩む、
約6km歩き、ようやく首切り地蔵に到着する。
ここが10Kコースとの分岐点であり、コース唯一のチェックポイント。水と飴などのふるまいを受ける。水や飴などは。早朝暗いうちに会長とスタッフの〇本さんが運ばれたとのこと。ご苦労様でした。
リスタートし石畳の坂を登る。滑り易く、慎重に進む。
石切峠を登る。
峠の茶屋前を通過する。この日はお休みのようだった。
小さな集落を通過する。
誓多林町内の狭い山道を通る。かなりの悪路に気が滅入る。足腰へのダメージが大きい。妻の桜を先に行かせ、ポールを頼りの一人旅。
昨夜来の雨でぬかるんだ道、滑り易く歩き難い。
大きくえぐり取られた細い道を下る。写真を撮る余裕はなし。円成寺が近いことを知る。
これ以上の歩行は困難と判断し、円成寺(えんじょうじ)近くのバス停を探していると、自家用車で通られた植田会長さんに遭遇。「柳生に行く途中なので乗っていかないか?」とのお誘いを受ける。お言葉に甘えて同乗させていただく。12時前にゴール会場の柳生中学校跡地に到着する。
〈円成寺までのGPS〉
〈妻の桜が円成寺からゴールの柳生までのコースで写した写真を載せます。〉
忍辱山(にんにくせん)円成寺(えんじょうじ)
〈途中の険しい道〉
ウォーキング大会では非常に稀な道かと。
〈夜支布山口神社(やぎゅうやまぐちじんじゃ)〉
〈疱瘡(ほうそう)地蔵〉
地蔵様の下辺りに、正長の土一揆の徳政について刻まれている。(摩耗し読み取れず。日本史で教えたことあり。)
〈一刀石〉
〈芳徳寺〉
ゴールイン後、旧柳生中学校校庭にて歓迎の集いが催された。柳生観光協会さんから心温まるおもてなしを頂いた。お世話になりました。
観光協会長三浦様からご挨拶。素晴らしい郷土愛を感じた。
大会参加賞の手作り団扇を作製されたスタッフの○本さんから苦労話を聴く。
豚汁やお餅等を頂いた。美味しい!食材の大半、地域で作られたとのこと。
最後に抽選会があった。杉板に言葉が記されている。
午後3時20分発の奈良交通観光バス3台に分乗し、近鉄奈良駅とJR奈良駅に帰った。
関係者の皆様、大変お世話になりました。心から御礼申し上げます。