真澄で有名な宮坂醸造は、ほかの4つの酒蔵からは少し離れたところにある。
店舗であるセラ真澄の外観。
店内はしっとりと落ち着いた雰囲気を漂わせる。。。
真澄は、戦後の酒造業の近代化に欠かせない存在として知られている。
アルコール発酵をする酵母の中でも、優良酵母である協会七号がこの真澄の蔵から発見されたからだ。
今でも協会七号の酵母は全国に頒布されて使用されている。
まあ宮坂醸造はこの酵母が発見された蔵というだけで、酵母で稼ぐことはできないのだが。。。
しかし、これが宮坂醸造のアイデンティティともいえる。
そこで近年、ブランドコンセプトを新たにし、新たに独自の酵母を自社蔵から探し、厳選して使用しているという。
それを使用したのが「こだわりの真澄シリーズ」だ。
赤、黒、白、茅(かや)色の4種あり、ラベルの真ん中には、家紋であるツタの葉が丸い盃に映ったデザインが描かれている。
そのうち、赤を購入してみた。これについてはまたの機会にお話しすることにして、五蔵めぐりの景品?の話に移ろう。
五蔵めぐりの酒としては、紙コップのカップ酒がいただけた。
紙のカップにしたのは、エコの観点からだろうか。
それともコスト面からだろうか。
偶然なのか分からないが、諏訪五蔵のカップ酒は、酒蔵によって、缶あり、瓶あり、紙ありと多様なのが意外だった。
蓋はアルミで密封してある。
透明の蓋もあり、飲み切らなくても保存できる。
味わいは、真澄らしく、バランスのいい仕上がり。
カップ酒としては、味が整っていて飲みやすい。
さて、7回にわたって諏訪五蔵を味わい、リポート?してきた。
いずれもカップ酒だったので、違いを評価してもどうかと思うが、それぞれに工夫があり、それなりに楽しめた。
車で諏訪を訪れた際には是非、自分へのお土産にしてみるのもいい。
コロナが明けたら、試飲できる酒蔵めぐりに是非おとずれたい。
今日もいい酒が飲めた。
諏訪五蔵については一旦ここまで。
諏訪五蔵については一旦ここまで。
次回は何を楽しもうか。
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