(読了 8分)重要度★☆☆☆☆
忙しい人は、上2つだけ(3分)でOK。
・いつもの米株概況
・4月PPIは悪化も、内訳の医療サービスなどの低下が評価される
・私の見解は否定的
・アメリカの医療費は世界一高い 実際のデータに驚愕
・今夜のCPIが本番
・個別株 1605 INPEX決算は増益、しかし株価は下落
・私の動向
・いつもの米株概況
米株14日(NY時間16:27 たぶん終値)上昇
ダウ +0.32%
S&P500 +0.48%
ナスダック +0.75%
日経先物 +0.75%
ダウ平均は反発 PPIは予想上回るも反応限定的 ミーム株が本日も賑わう=米国株概況
米10年債 4.445(ー0.89%)
原油 78ドル台(ー1.45%)
ゴールド +0.89%
ドル円 156.423(介入警戒水域、ロング禁止 by nobu塾さん。
157円後半での21時30分はCPI発表と同時に介入か)
今日水曜の日本株は上がりそう。
・4月PPIは悪化も、内訳の医療サービスなどの低下が評価される
PPIコア(前年比 %)
予想 結果 前回 前回の修正値
2.3 2.4 2.4 2.1
PPIコア(前月比 %)
0.3 0.5 0.2 -0.1
以下、ブルームバーグの記事の引用
PCE価格指数の算出に使われるいくつかのカテゴリーは前月比で低下した。
外来医療費は0.1%、航空運賃は3.8%それぞれ低下。
一方、ポートフォリオ管理サービスは3.9%上昇した。
4月のPCE価格指数は今月末に発表される。
PPIの前月比の伸びは、主としてサービス価格によるものだった。
サービス価格は0.6%上昇と昨年7月以来の大きな上昇率で、PPIの伸び全体の4分の3近くを占めた。
財価格は燃料コストの上昇を背景に前月比0.4%上昇となった。(引用ここまで)
心配されていた医療サービスの上昇が止まったことが好感されたらしいです。
ただ、航空運賃も大きく下げているとはいえ、
大部分を占めるサービスは総じて上昇。
でも
ガイ・レバス氏は「15日のCPIが予想より高くなることを意味するものではない。
歴史的にPPIのサプライズはCPIのサプライズと相関性がない」と指摘
米金融・債券市場=利回り低下、PPI受け一時上昇も
原材料費のタイムラグや、企業が価格転嫁しない場合によって、
短期的にはPPIとCPIが相関しないこともあるらしいです。
個人のブログがソース
PPI(生産者物価指数)とは?世界中の中央銀行が注目する経済指標!
ジムクレイマーもCPIは「ソフト」な予想。
以下、重要度☆ゼロ、私の見解(長め)
これで株価が上がるのが謎。
前月の修正が好感されたのかな?
FRBがいくらPCEを重視していると言っても、
ガソリンが上がったら、車社会の米国民は不満を募らせるでしょうし、
今年に入って生産者物価が下げ渋り、過去3ヶ月ではぶり返しの傾向に
見えるので、パウエル議長も会見で言っているとおり、
しばらく利下げはないだろうなと。
岡崎良介氏は景気悪化による米緊急利下げを予想されている?
印象ですが、
そこまで悪化するのかどうか。
ただし、景気減速(鈍化)はエコノミストの一致した見方だと思います。
問題は、スタグフレーションになるかどうか。
「景気が悪くなって失業率が高いのに、インフレが続く」
まぁ、サービス業の賃金が上昇し続けているアメリカは
この定義にはどうやっても当てはまりようがない気がします。
失業が増えたら、サービス業でも賃金は下がっていくはずなので。
一方、日本が心配。輸入物価とデジタル収支が。
エネルギー開発と、省エネ、効率化、余計な労働を削減、
ゾンビ企業の再編、IT人材の育成などは、必須だろうなと。
とにかく、人材育成と自分で成長が必要で
箱物やらオリンピックスタジアム作ってる場合じゃないんですよ!
泣く泣く私はMakabeeさんの動画で英語勉強中。
とはいえ、OPEN AIが音声でやりとりできるAIを開発中ですし、
他にも
スマホ用の音声翻訳アプリ、VoiceTra(ボイストラ) は
使っている人曰く、すでに実用的で「かなり役に立つ」だそうです。
他力本願でも希望はある!
ご存じかとは思いますが
・アメリカの医療費は世界一高い 実際のデータに驚愕
盲腸1万ドル……156万円
虫歯治療1本……15万円
救急車を呼ぶと……8万円~15万円
【アメリカ合衆国の医療費】都市別の医療費と事例 | 海外旅行お役立ち情報 | 【公式】損保ジャパン
医療費の伸び 2022年9月、前年同月比6.5%上昇
アメリカ人の4割が「病院に行くのを諦める」!?
私も英語さえ喋れて資金があったら、
脱日して渡米と思っていましたが、これは……。
日本の医療スタッフのみなさんには感謝と敬意を持って接し、
病院ではなるべく迷惑をかけないようにして、
少々のことなら薬局で済ませて、
IT化も推進の方向で
(でもマイナ保険カードの急ぎっぷりは、
民間企業から政治家にキックバックがありそうでなんか嫌。
あと、日本のIT企業はずさん……マイクロソフトその他の
米企業もずさんな気がするのでIT業界全体がずさんな気が。
ずさんな私があれこれ指摘するのも微妙なのですが、
もうちょっと……どうにかならないのでしょうか)
これを考えるとバイデン政権の取り組みも当然ですし、
反トラスト法(企業買収規制)で、わりと成果が出ている感じ。
・今夜のCPIが本番
天下分け目の関ヶ原。
年内利下げ2回シナリオを達成するためには、
そろそろCPIが下がってくれないと、
残り5回しかなく、3ヶ月連続でのインフレ沈静化確認は
困難に。
これ、日本の円安にも影響するというか、
今回の円安騒動は日米金利差が最大の要因で
ほぼほぼアメリカの利上げとインフレが原因。
まぁ、コロナの影響なわけで。
日本以外も、世界各国とも通貨やインフレで厳しい事になり、
内乱とまでいかずとも、保護貿易主義やら至上主義やら
ギスギスしたことになりそうなので、
資産運用その他サバイバルにも備えたいところ。
一定額はゴールドかなぁと。高値圏で急落もありそうで微妙……。
・個別株 1605 INPEX決算は増益、しかし株価は下落
私が買っていた個別株、
INPEX決算は予想的中で増益!
でも肝心の株価は……
来期の円高見通しやCPIを控えての相場重しで冴えず(;´Д`)
薄氷の利益確定、ギリプラスで場中逃げ。
まぁ、原油はよほどの事が無い限り、
生産諸国の思惑もあって、一定以上は高騰しないそうで。
INPEX【1605】、上期最終を32%上方修正、通期も増額 | 株探ニュース
次から、絶対に上がる個別株以外はここで紹介しないようにします。
KDDIと、三井住友トラ(8309)……いやなんでもない。
・私の動向
昨日 INPEX(1605)利確 +1404円
一昨日 S&P500(1655)利確 +16,895円
今日 インドルピー債券の利金 +25,629円
チキンなのでさらにポジションを減らしました
サクッとゴールド(ヘッジ有り)を買い増し。
ここまで年初来-9.78%の円コイン
円コインほぼ全力買いが吉とでるか凶と出るか。
株トレードの成績 +4.57%
債券利金の成績 +2.34%(キャピタルゲイン込みだと4.54%)
今年前半はイマイチ
以上です!