(読了3分)重要度★★★☆☆
・トランプ関税、同盟国カナダに25%、自動車株が急落
・停戦合意間近と報道、ゴールド急落
・米国住宅販売は大幅に減少、利下げ期待へ
・追記 インフレ懸念GDPデフレーターは上
昨日26日は株とゴールドが不可解な動きだったので、
何があったのかなーとは思っていたのですが、
報道を整理するのに時間がかかりました。
・トランプ関税、同盟国カナダに25%、自動車株が急落
中国に10%、メキシコに25%、この二カ国に加え、同盟国カナダに25%というのが
半導体と自動車メーカーに衝撃。
トランプさんはカナダがお嫌いで、トランプさんが嫌いな米国人はカナダに移住したり、
隣国同士が仲良しというのは地政学的にあんまりないと私は個人的に理解しています。
なぜなら、そんなに仲良しさんなら合併しちゃうから。
また、大陸で国境線を接していると、紛争の種になりがち。
アメリカも米英戦争の一環として1812年にカナダへ侵攻しています。
さらに投資家にとってやっかいなのが、トランプさんの政策に関するSNSへの投稿。
報道官による公式発表とは違い、
記者による質疑応答がないため、解釈の余地が出てきてしまい、乱高下しやすいようです。
同盟国であっても、無分別な関税合戦を仕掛けるとなれば、
アメリカ国内の輸出メーカーも戦々恐々だろうなと。
輸入もインフレ圧力。
日本の自動車メーカーは中国やメキシコで生産したものをアメリカに輸出しているので
当然、関税が上がれば売り上げにも影響します。
4年間は厳しい展開。
「ディールでなんとか、前回2016年のときは日本株も上がった」
という意見が主流だと思いますが
今回は議会もねじれのない共和党で歯止めもないため、
私は日本株や新興国株を悲観しています。
とはいえ、長期目線なら、この4年間にバーゲンセール仕込み時なのかも。
テスラのイーロンマスクは、競合他社を潰す意図があるとの分析を
マイキーさんが話しておられたので、
はぇー。
・停戦合意間近と報道、ゴールド急落
その一方でイスラエルは攻撃を続けているので、私は個人的にこれは上手くいかないだろうなと予想。
ネタニヤフさんはちゃんと睡眠が取れているのか心配です。
地政学リスクが下がるとの思惑で、ゴールドは急落。
チャートのテクニカルでもちょうど突き抜け直後だったので、
反動が大きかったようです。
ビットコインはこのところの上昇が急ピッチだったので、急落。
他にもニュース材料があるかと思いますが、私はそこは無関心。
値動きが大きいので、睡眠がちゃんと取れない人はマジでやめといたほうがいいです。
生産性や判断力が下がります。
ビットコインはコア(資産50%以上)にするなとイーロンマスクやバフェット太郎さんも
おっしゃっています。
・米国住宅販売は大幅に減少、利下げ期待へ
米住宅販売が大幅減、ハリケーンの影響も
市場の12月利下げ期待は52.3%→63.1%へ
市場の織り込み具合はこのサイトで(ヒマ人向け)
あくまでも市場予想なのでこの通りに動くとは限りませんが。
https://www.cmegroup.com/markets/interest-rates/cme-fedwatch-tool.html
個人的に私は一回スキップして、1月利下げではないかなーと。
ハリケーンの影響で指標にノイズが交じっているので、
ちょっと様子見したいところ。
「政権の経済政策は考慮しない」とパウエル議長は言明しているものの、
関税上げでインフレ圧力がかかるのは明白なので、
そこも内心では意識せざるを得ないだろうなと。
・追記 インフレ懸念GDPデフレーターは上
結果 予想
1.9 1.8
野村證券による用語解説
物価動向を把握するための指数の一つ。GDP算出時に物価変動の影響を取り除くために用いられる。
名目GDPを実質GDPで割ることによって算出される。
GDPデフレーターは消費だけでなく、設備投資や公共投資なども含めた国内経済全体の物価動向を表す包括的な指標とされる。
GDPデフレーターが上昇すればインフレ圧力が高く、
逆に下落すればデフレ圧力が強いことを示す。
ただし、GDPデフレーターは、国内生産品だけを対象としており、
輸入品価格は反映されていない。
追記 ここまで
私の動向
ゴールド投信に追加買い注文を出していたのを忘れたまま約定。すごく微妙なタイミング。
テクニカルチャートで山が三つで、右肩を切ったのは悪材料。
まぁ長期目線で、比率も上げる段階だったのでいいかなと。
iDeCo、自営業者は月額6.8万→20万円に。
小規模企業共済を申し込んだのが完全に裏目に。
そんなに積み立てできません(;´Д`)
以上です!