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And This Is Not Elf Land

MAMMA MIA!



映画『マンマ・ミーア!』

予想を裏切らない…↓↓







酷い出来でした。



もうねぇ、素人中年の「宴会芸」を延々と見せられているみたい~

まず、歌とダンスのレベルが、「はぁ?」

メリル姉さんのMamma Mia!では、独り言にしては大きめの声で、「下手~~!」と叫んでしまった。「館内に響き渡った」なんてことはないでしょうけど、両隣と前の席の人には確実に聞こえているはず!まぁ…それでも、前の椅子を蹴とばしたい衝動だけは何とか抑えましたよ。(良い子はマネをしてはいけません!)

おばさん3人で歌うDancing Queenですが

You can dance, You can jive…の

「jive」の音を下げるな~~~!

あそこは「あげあげ」で行くフレーズなのに…高音が出ないんだったら歌わないでほしい。

クライマックスであるはずのビッグ・バラードWinner Takes It Allに至っては、ひたすら「寝たふり」をしていました。ホントに勘弁してほしい。

あの程度の歌なら、私でも歌える!!!


サムのブロスナンに至っては…
まぁ、いい男だから許す(私は男性には甘い)


で、意味もない群舞がやたらと多いのは何?それなのに、ダンスは全然決まってないし、画面も洗練されてない。ロージー、ターニャの両おばさんは良い味を出していたけど、例えばDoes Your Mother Know?とかTake A Chance On Meなどの「見せ場」が中途半端。ホントに制作サイドは「ヤル気あるの!?」って感じ。

些細なことだけど、ビルのボートのスウェーデン国旗は何なの?さり気なくABBAへのリスペクトを示しているわけ~?そんなら、ビョルンとベニーを出して(出ている…って話もあったけど…どれ?)サプライズで、「木枯しの少女」でも歌ってほしかったですね。

でも、館内は結構人が入っていて(時間帯的に中高年が多い)、笑いも漏れていたし、楽しんでいた人が多かったようでした。まぁ、ABBAの音楽は良いですし、歌と踊りで弾けるミュージカル(そして中年フレンドリーなストリー)はある程度は受けるかもね。でも、この映画で「元気をもらえましたぁ~!」なんて人生…、ちょっと寂しい。

私にはまだ夢がある!

とにかく、日ごろから舞台などに親しんでいる人には耐えられないクオリティーの映画だと思います。

でも、ミュージカルが好きなら、話のネタと「怖いもの見たさ」で、料金の安い時に一度ぐらいは観てもいいかも…(実際、メリル姉さんの「ドアップ」はホントに怖かった…子どもが見たら泣くよ、絶対~)

以前に、ブロードウェーで観たとき、教会でドナが「大勢の男性と寝た」と告白するシーンで、後ろの席の人が「まぁ、牧師さんの前でなんてこと!」と思わず口にしていたのが忘れられないんですが、まぁそれが向こうの人の「普通の」感覚なんでしょうね。ダーシー(もとい、ハリー)なんて、教会でカミングアウトまでするんだから(笑)映画では、思わず十字を切る出席者の某老人の姿まで映されて…ここだけは声を出して笑ってしまいました。(すんません、しょうもない所でウケて)

ちなみに、私のMAMMA MIA!舞台鑑賞歴は、ブロードウェー2回、(何故か)メルボルン1回です。


でもまぁ、昨日はNY滞在中のheatherさまから「JERSEY BOYSがとても面白かった!」とのメールをいただき、とてもいい気分だったのに。

もっとも、最初っから「期待ゼロ」だったのに、殆ど「貶し目的(?)」で、初日の朝一で観に行った私もアレですけどね。(いくら、面白いことのない毎日だからって~)

あ~、先日のローリング・ストーンズの映画、もう一回観たい!!!

コメント一覧

master of my domain
heatherさま、お帰りなさいませ♪
大歓迎のメールでしたよ、ありがとうございます。
前にコメントを寄せてくださっている、はるさまも何度もJBを見ていらっしゃいますし、非常にお詳しいですから、お二人で盛り上がってくだされば、私も姉として嬉しいです♪(?)
(今、どさくさに紛れてド厚かましいことを言ってしまいました)(「姉」じゃなくて「おかん」ですわ
ところで、MAMMA MIA!の絶賛の嵐には、もう唖然としていますよ!先日も、知り合いのおばさんが「ああいうのってジュークボックス・ミュージカルって言うんですってよ~」なんて物知り顔で言ってくれたりするもんで…(以下略
heather
JBは、興奮したメールを送りつけちゃってすみません!
予想以上の面白さに、何で今まで見なかったんだろうと後悔しました。
シカゴでの感想、是非聞かせて下さいね!

Mamma Mia!はやっぱりイマイチでしたか。アメリカで公開されたときも、歌などのレベルの低さに、コレあり?みたいなコメントをあちこちで見かけました。見に行こうかと思っていましたが、やめて、ハイスクールミュージカル3を見に行こうかな。
master of my domain
はる様、こんにちは!

ところで、クリスチャン・ホフがまた今週のUGLY BETTYに出たようですね。(未だ映像は上がっていないけど…)何でも、また「縛られてる」みたいですけど…それよりも、「ズボンをはいているのかどうか?」の方が気になります

一番気になることから書いてみました

で、MAMMA MIA!ですが…これは、とにかくABBAの音楽の「ヨーロッパ的な香り」を生かした作品ではあると思うのですが、せっかくヨーロッパらしい美しい自然をバックに撮っているのに、ほとんどそれが生かされていないですね。THE SOUND OF MUSICやWSSなどが、舞台を屋外に移して大傑作映画にしたっていうのは、実はもの凄いことなんだと感じました。

ところで
2週間後には、再びシカゴでJBを見ている予定ですのでまたお付き合いください今度は夫と一緒なので、ちょっと大人しくしていなければいけませんが
はる
ご覧になったんですね~。
私は年末にフロリダへ行った際に飛行機の中で観ました。

確かにグダグダですよね。もともと「Mamma Mia!」はABBAの曲を使うことを前提にストーリーが作成されているので、中身があるようでないような…。歌とストーリーのつながり方がイマイチなんですよね、個人的に。
私もBWで1度観劇してるんですが、閑散期の平日に観たためか、劇場はガラガラで盛り上がりに欠けました。

メリル・ストリープは…
同じ歌う役でも「今宵フィッツジェラルド劇場で」の時は良かったんですけどねぇ。どう見ても20歳の娘がいる歳には見えないのと、化粧薄い場面で大写しになるとちょっと…。イタイです。ガタイが良いですし。
ピアース・ブロスナンは音痴ではないけれども、あのハスキーな声がABBAの曲には合ってないと思うんですが。何で彼も引き受けちゃったんでしょうかね?逆にコリンはあの可愛らしい声が合ってましたけど。でも、私にとってもコリンのイメージはミスター ダーシーです。海に飛び込むならシャツ着て飛び込んで欲しい…

あと、最後に…
「Thank you for the Music」は劇中で使おうよ…
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