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And This Is Not Elf Land

ジキル&ハイドの次



1997年、ブロードウェイ・オリジナル・キャストのジキル&ハイドを演じて、トニー賞にもノミネートされたロバート・クッチオリ…11年半ぶりにブロードウェイに戻ってきます。


正直申し上げますと、日本でも人気の高いミュージカル『ジキル&ハイド』ではありますが、私は、このミュージカル自体、未見でありまして、BWなど海外のプロダクションについての知識もほとんどなかったのですが、昨年の、あのCUTMANの重要な役にロバート・クッチオリが起用されまして、このご縁で、わたくし、3日連続でクッチオリ氏を間近でお目にかかるという体験をしまして、あらためてクッチオリ氏のキャリアにも興味を持ったのでありました。

それでなければ、ずっと「知らない俳優」のままだったでしょう(?)(おいおい…汗)っていうか、ジキル&ハイドが2001年月にクローズして以来、ロバート・クッチオリはBWのショーには出演していないんですよね。

まず、そこんところが「なんでだろ?」と、素朴に、疑問に思ったのでした…もちろん、BWの舞台なんて、そんなに簡単に上がれるものではないことは分かるんですが、でも…世界中で上演されている作品のOBCだった人なのに…なんてね(~)

それとまぁ、某M様の影響とかもありまして(?)どうしても、同年代の偉大なるネイサン・レインと比べたりしてしまうんですよ(笑)

とにかく、ロバート・クッチオリは、かれこれ11年半にもわたって、BWの舞台から「遠ざかっていた」のでした…そう、わたくし、今「過去完了」で表現いたしましたが(笑)、実はほんの数日前、クッチオリが、再びBWのショーに出るというアナウンスメントがありました!SPIDER-MANの悪役グリーンゴブリン(写真)として…!

で、最初は「えええ~っ!」と思いましたが………30秒後には納得(?)うん、、やはり、これがピッタリくるかも知れないです…「怪しげな方法で別人格になった」という点でも、ジキル&ハイドと被るじゃありませんか(なんか、強引だな…おい…汗)(つうか、「被る」も何も…この役は、完全に「被り物」ですよ)

SPIDER-MANのグリーンゴブリン役は、長~~~いプレビューを経てオープンして以来、パトリック・ペイジが務めていました。LION KINGのスカー役など、数々の悪役も経験していらっしゃる方でした。ペイジ氏の後釜として、クッチオリ氏が起用されたわけです。



CUTMANのときの印象では…確かに、お顔もお声も美しい方ではありましたが、あの父親役自体は、私の中では「もう一人のウイリー・ローマン(セールスマンの死)」のイメージだったんで「ちょっと違う」という思いが、ず~っと消えませんでした。(もっと、深く演じてほしかった…)


まぁ、そういう話はもうよろしいでしょう…今回の起用についても、あちらの掲示板でも、いろんな感想が出ておりますが…ま、いいじゃありませんか!


とにかく、8月7日から、SPIDER-MANにロバート・クッチオリが出ます。この夏、NYCへ行って「スパイダーマンでも観ようか~」と思っていらっしゃる方、新しいグリーンゴブリンもお楽しみに!
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