それだけ、私が狭いコミュニティーで生きているということなのでしょう。直截的・間接的な知り合いが何人も巻き込まれました。
したくない想像でした…地元で、若い人たちのお葬式が次々と、しかし、それを受け入れなくてはいけない状況になってきました。
それにしても…最初から、どこか「違和感」が…
吐き出したい思いはたくさんあったのですが、それだけに問題発言をかます恐れもありまして、ブログとは遠ざかっていました。
(この記事も削除するかもしれません)
まず、昨夜、日本人として初めて身元が確認された方がいらっしゃいましたが(元高校の校長先生)なぜ、こんなに日にちがかかったのでしょうか?ニュージーランドという国は、遺体の身元確認については、歯型・DNAの照合など、とにかく国際基準に則って行っているというのは、この災害があって初めて知りましたが…しかし、この元校長先生は、倒壊現場から搬出されるのを、近くに閉じ込められていた学生たちが見ているのです。(ですから、最初「生存」とされていました)
そのとき、すでに重篤な状態であったらしいですが、それでも、身体的特徴や着衣・所持品で十分に身元確認ができたのではありませんか?実際には「どこの」「だれか」ちゃんと分かっている方だったのに、扱いとしては、10日間以上も「身元不明者」として安置所に置かれていた、ということだったのでしょうか?ご家族は、一日も早く家にお連れしたいでしょうに…2週間近くかかるなんて、あまりに残酷な気がします。
残酷といえば…倒壊現場を家族に見せなかった、というのにも、私は憤りを覚えました。最終的には、バスの窓から見ることを許されたそうですが。一人のご家族は、関係者に頼んで、CATVビルの瓦礫のかけらを持ち帰られたと聞きます。胸が張り裂けそうな話です…
日本以外の宗教圏、文化圏の人たちの考え方はよくわかりませんが、たとえば、今なお御巣鷹に慰霊登山する方がいらっしゃるように、日本の人たちは愛する人が消息を絶った場所に、格別の思いを抱くものなのでしょう。「倒壊現場をこの目で見たい」と願われる気持は、私はよくわかります。
それにしても、今回の家族の方々も、みなさん深い悲しみをこらえながら、始終、冷静に振る舞っていらっしゃいました。阪神大震災の時だって、あれほど悲惨な状況の中でも、泣いたり、喚いたりしている人は殆どいませんでした。こういうところは、日本人の非常に優れている点ですよ。仮に、バスから降りて、現場近くへ行くことを許してあげたとしても、取り乱した行動をされる方はいらっしゃらなかったと思うのです。
他にも、留学についてとか、言いたいことはいろいろあるのですが…今のところは、とにかく、一刻も早く、みなさまが故郷に帰ってくることができるようにと願うだけです。
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