私も、「ツ○ヤへ行くんなら、フレ○ズのDVDを借りてきて~」という人に「絶対こっちが面白いから!!」とサインフェルドを押し付ける可能性は「大」。
ツアーでMemphisへ行ったJerry。楽屋にGeorgeの婚約者SusanのルームメイトだったSallyが訪ねてきて、Jerryに結婚のプレゼント(何やら大きい箱…)を託けます。その箱を「機内持ち込み手荷物」にしたせいで、CA嬢に、Jerryお気に入りのMemphisご当地限定バーベキュー・ソースが入ったカバンをover head compartment(日本語で何?) に放り込まれてしまうんです。案の定、カバンの中でビンが割れてしまい、悲惨なことになってしまいました。
(そんなの、New Yorkからお取り寄せできないわけ?)
そのSallyがNYにやって来るときいて、それなら、バーベキュー・ソースを持ってくるように!!…と「要求」したのでした。
JerryのアパートにElaineが来ています。
Jerryは最近、電気歯ブラシに嵌まっているんです。Elaineにも勧めてみるんですが、彼女は聞く耳を持たないような感じ。
JERRY: I've had yours, I'm telling you - this one is ten times better. Don't you believe me?
(君の分も買っといたよ。だってねぇ、これって10倍いいよ。信じないのかい?)
ELAINE: I don't want it.
(だって、いらないもん!)
…だいたい、Elaineって人の言うことを素直に聞いたことってあります!?
以前には、部屋の中でコートを脱がなくて…「脱げ!」「脱がない!」の押し問答になって、そのことが遠因となって、JerryとGeorgeがゲイ・カップルだと誤解されたこともありましたが。私も先日、女子生徒と「勉強するときはコートを脱いで!」「脱がない!」の押し問答になったことがありますよ。…そのうちに「あの人は着てるじゃない!」「あれはジャージで部屋着だからいいの!」「これも部屋着なの!」「それは違うでしょ?!」「部屋で着ているから部屋着なの!?」「でも、もともと部屋着じゃないでしょ!」「もともとって?もともと人類は裸だったよ~!」…ホントにもう、サインフェルドのような日常でございます…
JERRY: I don't understand this. Why wouldn't you want to get something that's better if I'm telling you it's better? And it's not a little better - it's much better.
(分からないね…。人が「いい」って言うものを使ってみたらどうなの?それも「少しいい」じゃなくて「ずっといい」って言ってるのに!)
ELAINE: It doesn't matter to me.
(関係ないわ!)
そこへ、Sallyがやって来ます。
ちゃんとバーベキュー・ソースを持ってきたみたいですよ。それも、「一本」じゃなくて「一ケース 」!
いいとこあるじゃないの、Sally!!
しかし…
JERRY: This isn't the sauce that I asked for!
(これが頼んでたソース?)
SALLY: That's right. It's a special gourmet sauce. "The Pride of Memphis!"
(そう、スペシャル・グルメ・ソース「プライド・オブ・メンフィス」よ!)
JERRY: No, no. I wanted the one in the little bottle with that guy on it that looks like Charles Grodin!
(ちょ、ちょっと。僕が欲しかったのはCharles Grodinみたいな人がビンを持ってるラベルの貼ってある小さいやつだよ!)
SALLY: This is much better. And frankly, in Memphis, we think that other sauce as kind of a joke.
(こっちの方がずっといいのよ。あのね、ぶっちゃけて言えば、メンフィスじゃあ、他のソースなんてジョークみたいなモンよ!)
JERRY: I know it's a joke. It's supposed to be a joke! Now I'm going on the Charles Grodin Show with nothing. Nothing!
(そうか、ジョークか。ジョークじゃなきゃいけないんだよ。僕はCharles Grodin Showに出なきゃいけないのに、何のネタもないんだ、何もねッ!!)
SALLY: You could just do your material.
(持ちネタでやればいいじゃない。)
JERRY: I don't have any material!
(そんなのないんだよ!)
そんなわけで、全てが↓なJerryでしたが、
SusanがGeorgeのママとそっくりの人形を部屋に飾っていて、Georgeがいつもママに見張られてるみたいで困る!…と言っていたのを思い出します。そうだ!この「人形ネタ」を使おう!!と、GeorgeにTV局にその人形を持ってきてくれるように頼むことにします。(ネタとしては、ちょっと安易ではあります。)
その人形ってコレ↓
Georgeのママは↓
このプロットは、まず、GeorgeのママがCHILD’S PLAYのChuckyに似てることに気付いたスタッフが考えたらしいですね。このエピソード自体も、なんかCHILD’S PLAYのパロディのような様相も帯びています。
ま、Susanが人形のコレクターだって話も「初耳」なんですけどね。(たくさんの人形を寝室の棚に飾っている。)もともと少女趣味なところもある彼女だから、そんなに「突飛な」発想でもないと思いますがね。しかし、私は人形が大の苦手…なんで、あんなものに囲まれて眠れるの?!…って感じ。ところが、CHILD’S PLAYは結構観ているのですよ、これが(ハハハ)怖いもの見たさです…
さて、ところが、人形を持ってTV局に現れたのはSallyだったのです。
SusanもGeorgeも留守で、たまたま部屋に居たSallyが人形を持ってきたようですが…でも、なにせ独特のテンションのSallyなので、いやな予感が…
SALLY: Don't worry, I brought your doll.. Tada!
(心配しないで、ちゃんと人形を持ってきたわ、ホラ!)
JERRY: No! That's the wrong doll!
(違う!この人形じゃないよ!)
SALLY: Jerry, I saw the doll you were talking about - not funny! This doll's much funnier. Look, it has a little bowtie, and a cute little hat.. I think it's a riot!
(Jerry、あなたの言う人形、あれ全然面白くないじゃないの!?こっちの方がずっと面白いわ。ほら、小さなボウタイに小さい帽子、最高じゃない!)
あーあ
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