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And This Is Not Elf Land

The Art of Penpalling その②

そういえば、最近は海外に出かけても、絵はがきを買ってくることはないですね~

インターネットというものがなかった時代の(そして、今ほど簡単に海外へ出かけられなかった時代の)、手紙による海外の人たちとの交流の思い出から…

先の記事はこちらです。

世界各地のペンパルから集まった膨大な絵はがきコレクションの中から、ちょっと珍しい(と思う)ものをいくつか紹介いたします。ただね…英語の説明書きがないものも少なくないんで、今見てもよく分からない(?)ものもあるんですよ(汗)私なんて、昔から「事務処理能力ゼロ」の人間で、きちんと分類・整理しておくなんて出来ない人間なわけで…こういうときに困りますよね、、恥じ入っております

それでですね…ここで紹介する絵はがきに関しましては、ご覧になった皆様から情報を頂けるとありがたいです。

まず、トップのものは中央アジアの現ウズベキスタン(当時はソビエト連邦のウズベク共和国でした)の首都、サマルカンドのバス停の風景です。若い女性たちのドレスの赤が鮮やかで美しいです。


これも、サマルカンドのランドマークのような建物ですよね。青緑のタイルが美しい。確か、サマルカンドの博物館の学芸員の方と数回手紙のやり取りをしたときに送られてきたものでした。(ホントに、それならもっと詳しい説明ができそうなものなのですが~スイマセン


次は南アメリカ北東部に位置する小さい国、スリナムからのもの。

オランダ領だったスリナムの公用語はオランダ語です。ソウル・オリンピックのとき、この国代表の水泳選手がサプライズで(こういう言い方ってアスリートに失礼なんですがね)金メダルを獲得して、ちょっと脚光を浴びた国でもありました。

これはフィンランドからのもの。

これを送ってくださったトゥーラさんとはfacebookで今も交流しています。かつて、娘さんと一緒に森を散歩している写真をよく送ってくださったのですが、その娘さんは結婚してオーストラリアに住んでいらっしゃって、もうママになっているとのこと…(こういう話を聞くと、私は凹む)



次はノルウェーで一番大きなstave church(樽板教会)
これは、ノルウェー国内のみならず、世界的にも有名な建造物のようです(と、今wikiで調べてわかった)



どんどん行きましょう~
この美しい森なんですが…どこかわかりません

“BIESZCZADY”とか書いてあるんですが…

【追記】調べてみたらポーランドでした。そう、ポーランドのワルシャワの女性と文通していたことがありましたね。彼女はウクライナ出身で、ワルシャワに住む男性と結婚するためにポーランドに来たと言っていました。故郷は、あの映画『ひまわり』のように、一面にひまわり畑が広がっている村だったと…彼女は夫の前妻との関係に悩んでいたのだけど、今どうしているかな~


ここは南アフリカのヨハネスブルグです。

このときはまだ、ネルソン・マンデラ氏は獄中の人であり、アパルトヘイト政策でこの国は孤立していました。ときどき手紙をくださったのはヨーロッパ系の信仰熱心な女性でした。この絵はがきを見る限り、ヨハネスブルグの町は、欧米の都会と変わらない華やかさです。


これはキューバからのもの。

キューバの絵はがきというのも、ちょっと珍しいんではないでしょうか?この方は学校の先生でしたが、数回のやり取りの後、手紙が来なくなりました…そして半年後、この方の息子さんから「母はがんで亡くなりました。母の机の上には、世界の方と交流した手紙が積まれており、私はその一人一人にお手紙を書いているのです。よろしければ、私が母の後を引き継いで文通いたします」知う手紙がきました。さまざまな「人間ドラマ」を直に感じることもありましたね…


これはプラハの絵ハガキ。当時はまだ「チェコスロバキア」でした。そうです…このころから、一番変わったのは東ヨーロッパですよ。


当時はソビエト連邦の一部だったウクライナのセヴァストポリから大量の絵葉書が送られてきたことがありまして(その学生はへヴィー・スワッパーだった)こちらもお返しに困ったものでした。



黒海に面しているこの町は、ソ連時代は軍港として栄えたようですが、冷戦が終わった今、街の風景は少しは変わっているでしょうか?

絵はがきをこうやって紹介するのもいいものだ
いまさらですが、説明文を手掛かりに、ネットで情報を得ることもできる。もちろん、地図で位置を知ることもできるし…やはりインターネットはありがたい。でも、「手紙でやり取り」の時代も懐かしい~

to be continued
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