And This Is Not Elf Land

いつまでも忘れません

年を重ねていくと、だんだん年に一度年賀状で近況を伝えあうだけの友人が増えてくる。

ホントはそんなんじゃいけないんでしょうけれど…

奇しくも、昨年最後の記事が1995年12月の日本武道館での稲垣潤一さんのライブのものでしたが…そのライブ終了後、一緒に神田神保町のとんかつ屋さんでお食事をした千葉のK子さんが、実は昨年夏に亡くなられたという知らせが旦那さまから届いて、茫然としてしまいました。

そうですよね…K子さんとはあれ以来お会いしていませんでした。お元気な日常が続いているのだろうと、普通に思い込んでいました。

あの時は、彼女は旦那さまとお子さま二人も一緒でした。そう、最初で最後、彼女の家族の皆さんと一緒にお食事をしたのでしたよね。旦那さまは稲垣さんと同郷の方で、楽しい話をたくさん聞かせてくださっただけでなく、お子さんたちやK子さんへの気配りもステキで…とにかく、お幸せな家族であることは疑う余地がありませんでした。

お子さまたちはもう中学か高校ぐらいになっていらっしゃることでしょう。切ないです。


K子さんとは、お互い稲垣さんのファン同士で、文通をしていました。あの頃は私もよく手紙を書いていて、今はこうやってブログなどをやっているわけですが…はっきり言って「書く」ことで自分を表現するのって容易なことじゃありませんよね。

私がK子さんで一番印象深いのは…K子さんはもともと「とても気持ちのいい」文章を書いてくれる人でしたが、そればかりでなく、K子さんは手紙から受ける印象と実際にお会いして受ける印象が寸分も違わない、数少ない人の一人だったということです。

今はほとんどパソコンによるコミュニケーションの時代になりましたが、これからはパソコン画面に常にK子さんの笑顔を思いながら、そのK子さんから見える自分の顔を常に思い描きながら、真摯にキーボードに向かいたい。

そしてもちろん、稲垣さんがあの日、武道館で歌った曲を聴くたびに思い出すでしょう。あの武道館ライブでは、私は幸運にもFブロックの席をゲットできたので、ライブ映像にも映ったりしているわけですが、お子さま連れだったK子さんのご家族は後方の席でした。子ども連れでライブに来れるようになったと喜んでいらしたのに…

K子さん、やすらかに
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