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And This Is Not Elf Land

The Buzz About Seinfeld




BBC NewsサイトのBEE MOVIE(ビー・ムービー)関連記事から


イギリスでは12月14日公開となるBEE MOVIE。Jerry Seinfeld(ジェリーサインフェルド)はインタビューで、さっそくこう切り出しました。「この映画についての質問で、もうウンザリするのが3つあるんだ。どういう質問か知りたい?」

「なんでハチを主人公に?」
「これは子ども向けの映画?」
「スピルバーグとの食事ってどんな感じだった?」

Jerryがスピルバーグと食事をしていたときに「ハチ(bee)が主人公の映画でBEE MOVIE(B movie、つまりB級映画とかけてあります)なんて面白そうじゃない?」とJerryが冗談で言ったのをスピルバーグが取り上げて、DreamWorksへ案を持っていった話は今やよく知られた話。

そしてその後、4年の歳月をかけて筋書きを練りました。Jerryは、これは子供向けの映画だと思ったことはない、と言っています。

製作の段階でもJerryは全てに係わり、声のレコーディングにも全て立ち会ったと言います。有名どころもたくさん忙しいスケジュールの合間をぬって声の出演をしているのですが、誰一人単独で別録りした人はいなかったそうです。「常に僕が同席して、そしてそのつどアドリブを入れたりしたことで、面白い台詞のやりとりがより本物になっている」

BEE MOVIEには俳優のRay Liotta やミュージシャンの Stingに出演してもらうことにも成功。Jerryは「電話をかけて、こっちの要望を言うだけでは、なかなかいい返事はもらえない。僕の場合は、まずこっちのアイデアを伝えて『僕たちのような抜群のユーモアのセンスの持ち主が一緒にやれば、面白いことができると思うんだけど』と言うんだ」

SEINFELD(となりのサインフェルド)終了後は、また元のstand-upライブをメインにしています。その間に3人の子どもの親になりましたが、父としての経験も大いにstand-upのネタになっているそうです。BEE MOVIEにおいても、3人の子どもたちは"kid humor consultants"の役割を果たしたとのこと。

コメディについては「常に的の中心を射なければ上手くいかない。そうするためには、常に全てを見通して注意深くある必要がある。音楽や演劇ならスタジアム公演などが相応しいが、コメディに一番ふさわしいのはbull’s eye(標的)なんだ。新しいネタを思いついたら、クラブでのパフォーマンスで試すようにしているよ。こうやってネタがどんどん発展していくんだ」

JerryはHollywoodにはあまり興味がないし、実際そちらの方の話はあまりないと言います。自分の仕事はやはりNew Yorkをベースにstand-upをやっていくことだと明言しています。

コメント一覧

master of my domain
なるほど、私はそこまで考えたことはありませんでしたよ
>いきなりこのシーズンから観た人には、一日中ぶらぶらしてる青年としか見えないんじゃないかな

ファイアー様の愛情の細やかさを見る思いがしますね。

Jerryのようなobservational comicって、日本でもよくやってますし、実際私たちも日常生活の中で考えていることが多いですよね。

先日も、ガソリンスタンドを持つのが夢だという人の話を耳にして
「ガソリンスタンドを持ちたい人って…料理の好きな人は自分のレストランを持ちたいだろうし、ファッションが好きな人は自分のブティックを持ちたいと思うだろうけど…{何}を好きな人がガソリンスタンドを持ちたいと思うわけ?」と突っ込みを入れてしまった(ご本人に、ではありません)私もかなりサインフェルド注意報です
ファイア-
8thシーズンではスタンダップシーンをやる余裕がなくなって・・・とJerryも言っていましたね。
しかたないけど・・・ただスタンダップシーンがないと、Jerryのcomedianとしてのアイデンティティが見えなくなっちゃいますよね。
いきなりこのシーズンから観た人には、一日中ぶらぶらしてる青年としか見えないんじゃないかな^^;

まったくどーでもいいことなんですけど、先日テレビで山田花子さんが「服についてくる予備のボタンってどこに片付ければいいの?」という話を(ギャグで)してて、おっJerryのネタと同じじゃん!と思ってしまいました。
周りの人は「空缶にでもためとけばいいのよ」なんて真面目に答えてましたが。
master of my domain
ファイアー様、こんにちは。

じめじめと寒い日が続いていますが、なんとか生きております。
そう、stand-upシーンがなくなってしまってるんですよ。その分、舞台演劇のような凝った台詞が多くなっているようで、それはそれで面白いんですが…でも、寂しいですよね。(実際、演劇の要素が大きくなると、JasonとJulia-Louisの独壇場の感がありますから)そうそう、Kramerもあんまりメインのプロットにかかわってこないのも寂しいですよ。
ファイア-
stand-up
マスターさま、こんにちは^^
風邪がはやっていますが、お元気でらっしゃいますか?

そういえばSeinfeldでも、だれかが冗談で言ったことを「ちょっと待って、それイケるんじゃない?」なんて実行しちゃう(おおむねGeorgeが)ことが多いですし、BEE MOVIEもそういうノリではじまったというのは感慨深いですね(笑)

まだ7thシーズンを見てないんですけど、8thシーズンではJerryのスタンダップが完全になくなってしまうんですね。
ちょっとさびしーなーと思いました。
なくなってはじめてわかった、彼のスタンダップが大好きだってこと・・・

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