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And This Is Not Elf Land

Bowery Street


ホテルを出て少し歩くとBoweryの大通りに出ます。この通りは、映画や小説にも時々出てきます。(あんまり「良い」通りとしては出てきませんが…笑)

有名なのは、時代設定は古いですが、ディカプリオのGANGS OF NEW YORK(ギャング・オブ・ニューヨーク)かな?あの物語の舞台となった地区です。昔からアイルランドやイタリア出身の貧しい人たちが住んでいました。小説では、日本では読んだ人は限られているだろうけれど、クレインのMAGGIE:A GIRL OF THE STREETS(街の女マギー)の舞台になったところです。1893年発表のこの小説は、初めて社会の暗部を描いた作品として、時代を先んじていたものでした。ここで取り上げたSISTER CARRIE(シスター・キャリー)の恋人が失意のままに死を選んだのもここでした。

NYの治安が悪かったときは、ここは足を踏み入れない方がいい地区とされていたと思います。(まさか、この近くにステイする日が来るとは…)今は親子連れなどが普通に行き来している地区になっています。人通りの少ない脇道には入らない方がいいと思いますが…


今は住民の殆どが中国系のようです。もうねぇ、私はどこへ行っても中国語で話しかけられますよ。ニューススタンドには中国語の新聞しか置いてないし…

Boweryから見えるエンパイアー・ステート・ビル。

ロワー・マンハッタンの雰囲気ですね。


ところで、実際に中国にいったことはないんですが、
中国語で「餅屋」ってベーカリーのことなんですよね?

Boweryあたりには「餅屋」がたくさんあります!





それでもって、どこも朝から大繁盛しているんですよ。「この人たちは朝っぱらから餅を食べるの?」と不思議に思って店を覗いてみたら、パンやケーキがたくさん並んでいるんですね。クリームのたっぷりのったケーキに近いものの少なくありません。

私は、朝から甘そうなパンはちょっと…で、トライしていません。
というか、地元の人たちにとっての「朝の社交場」のようになっていて、さすがの私も図々しく入っていく勇気がありません(笑)。そのうちに、入りやすそうな店があれば「餅」を味わってみたいと思っていますよ。
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