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And This Is Not Elf Land

男と女-TWO HEARTS TWO VOICES- (その②)


前回の記事では「☆つけっぱなし」で終わりましたので、少しフォローを…

いや「フォロー」なんて言ってますが、ずいぶん主観的で勝手なことを書いていまして、どちらかといえば、更にフォローが必要なことばかり書いているようなものですが…にもかかわらず、更なるフォローはありませんし、異論・反論を唱えられましても、全てに対応できないことを、予めお断りしておきます



1.Hello, my friend/ 高橋 洋子
イントロが、89年のアルバムHEART & SOULのなかのMisty Blueに似ている!…と思った人がいたら、あなたは相当の稲垣潤一さんファンです。当時、どこかのライブ会場で会っていたかもしれません。1曲目としてはOKじゃないでしょうか。ところで「高橋洋子」さんって誰?

2.悲しみがとまらない/ 小柳ゆき
かつての稲垣さんのアルバムと同じ、2曲目に最も「勢い」の感じる曲を持ってきています。これ、曲だけ聴くよりも、ビデオクリップ映像の方がいい感じ。小柳ゆきさんって、以前はかなり話題になっていたシンガーですよね。日本の「こういう系」の人って、確かに(日本人としては)ユニークなその歌唱スタイルは評価に値するかもしれないけれど、反面歌い方が「雑」なのが気に入らなかったりするんですが…ここの小柳さんは丁寧に歌っていて、好感が持てます。

3.あなたに逢いたくて / 松浦 亜弥
私は、何を隠そう…松田聖子ちゃんが結構好きなんです。ライブも2回ぐらい行ったことがあります。心地よい声でメロディーの美しい曲を歌う…これ、ポピュラー・ソングの基本ですよ。聖子さんは、そういう面で、もっと評価されてもいいはずだし、まだまだいい曲も歌ってほしいです。それと、聖子さんの曲と稲垣さんの曲は「兄弟」みたいなもんで…そのDNAは同じだと長年思っていたりするので、今回のこの曲も殆ど違和感ありませんね。

4.Piece of my wish/ 辛島 美登里
もったいないですね…。せっかく辛島美登里さんをもってきているのに。この今井美樹さんの曲って…結局、彼女のような「何となく好感が持てる系」な声が生きる曲調になっているわけで。だから、ちゃらちゃらと装飾的なアレンジをくっつけて、ヴォーカル・パワーの不足をオフセットしてるわけ。逆に、稲垣さん&辛島さんでは、その声が生きない。私なら、この曲は選ばない。

5.セカンド・ラブ / YU-KI from TRF
私は「かすれ声」「ダミ声」は生理的にダメなのです。

6.サイレント・イヴ/ 大貫 妙子
これ、最初に聴いたときは、そんなにいとは思わなかったのですが…だって、稲垣さん、最初のワン・コーラスを通して歌ってる。この人は、地味な歌い方をする人なんで、こういう「語り系」曲を通して歌うと、ちょっと「痛く」なってくる。途中、似たフレーズが繰り返される個所とか特に…ただ、稲垣さんの声と音色に共通点がある大貫さんの声が入ってくると、ちょっと離れかけた気持を引き戻してくれるよう。良いです!

7.あの日にかえりたい/ 露崎 春女
ま、あまりに有名すぎる曲だし、Y-ミンは良いと思ったこともないし…

8.人生の扉/ 白鳥 英美子 with 白鳥 マイカ
このアルバムの「最高点」です♪
いやいや、竹内まりやの曲を初めて「いい!」と思いましたよ!白鳥さんの歌も相変わらずの「絶品」!3拍子が心地よい曲調ですが、「流されて」歌わないのがいいですね。こういう曲を「確実な歌い」で表現すると、とてつもない名曲になるという証明。
ただね、稲垣さん…あなたの”living”は”leaving”に聴こえますよ(汗)…it’s worth “leaving″だったら、ちょっと大変なことに…

9.木綿のハンカチーフ/ 太田 裕美
稲垣さんにも曲を提供しているコンビの作品でもあるからか、あんまり違和感はありませんでしたが、この曲自体にもう特定の「物語」がくっついてしまっているのがプラス何だか、マイナス何だか…って感じかな?ただ、稲垣さんのパートが結構低いキーで歌われていて、今ぐらいになると、このキーがちょうどいい感じですね。

10.秋の気配/ 山本 潤子
すいません…山本潤子さんは本当にお上手なのですが…私としては、こういう曲調が生理的にダメなんですわ(汗)

11.ドラマティック・レイン/ 中森 明菜
「セカンド・ラブ」と同じです。私は「かすれ声」「ダミ声」は生理的にダメ!それでもって、この曲は持ち歌であるだけに、稲垣さんはさすがの歌唱を聴かせている。ハッキリ言って…デュエットの人、邪魔です。なんでセルフ・カバーにしなかったんだ!

コメント一覧

master of my domain
タソ様、いらっしゃいませ。
高橋洋子さんの情報もありがとうございます☆
いやはや、今読んでもドキドキもんの「言いたい放題」を書いていますが私的にも、久しぶりのヒットCDでした。
JIは現在アコースティック・ライブ・ツアーをやっているようですが、やはりホーン・セクションもありのフルバンドをバックに歌ってほしいなぁと思っています。
タソ
連投すみません
ちなみに高橋洋子さんは
新生紀エヴァンゲリオン主題歌
残酷な天使のテーゼの方です
力強い歌声ですよね!
タソ
はじめまして。SONGSをみて稲垣熱が再燃し、
このアルバムを聴いてみた次第です。
こちらのブログにたどり着き、
大変嬉しい気持ちで読ませていただきました!
自分はサイレント・イヴとドラマティック・レインばかり聴いております。
多分シュールなテイストが好きだからです。
稲垣さんは声に温度があると、
秋元康さんが言ってましたね
うむ。なるほど確かに!そうかもしれないし
理由なく好きですね。
master of my domain
kinoさま、お久しぶりです~
いや~持ち上げないでくださいませ
稲垣さんがヒットを連発していたのは、私にとっては子育てなどに忙しかった時で、稲垣さんはまるで「白馬に乗った王子様」のようで眩しかったですよ(笑)
ライブでお会いしたいですね~
kino
さすが!
http://blog.goo.ne.jp/kino06/
ご無沙汰しております!
さすがに年季のはいった愛のこもったコメント、
うんうん頷きながら拝見しました!
カラオケ入りCDはどうなんだー?!と思いますが
このCDが売れて世間にJIの魅力が再認識されるのは嬉しいです。
ほんと、いつか機会があればまたライブにも行ってみたい・・・。
master of my domain
aoniyoshiさま、力強い応援ありがとうございます
aoniyoshiさまのコメントも、しっかり最後に「オチ」をつけてくださって、さすがでございます。こっちの新聞にはTV出演予定が載っておりませんでしたが…また、メールでお知らせくださればありがたい
aoniyoshi
いいぞ、いいぞ
いつもながらmaster様の鋭いご批評、なるほどと感心したり、えっ、そこまで言ってもいいのと引いてしまったり。さすがですねぇ~、大変参考になりますわ。聴くのがますます楽しくなりました。
ラストの星ひとつ、ひときわピカピカ目立っているじゃありませんか。

今朝の朝刊にCDとTV出演の予告がありました。生出演なら、それはそれで、ちょっと心配
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