わしが高校生の頃、カール・セーガンが解説するコスモスという番組が2週間くらい連夜放映されて、大学受験を控えた時期だというのになぜかこの番組が気に入って、毎回欠かさず熱心に視聴しました。
なんといっても番組の合間のCMが印象的で、アポロの発射シーンとかいろいろな科学のトピック的な映像が流れながら
「壱、拾、百、千、万、億、兆、京、垓、秭、穣、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量、大数、
実に76桁。ニュートンが生まれる前から日本人はこの桁の数字を使っていたのじゃ。」
みたいなナレーションが入るわけですね。
そりゃーもう一生懸命に覚えましたよ。受験生でしたからね。(入学試験には出そうになかったけどね。・笑)
そういえば、ここ数年、お経を聞く機会がめっきり増えて、お経の中にこの漢数字がたくさん出てくることに気づいた。
周りの年寄連中はそれが数字だとは気づいてないみたいなのじゃが、坊さんもお経の後に、日本人が使ってきた桁数の凄さをちょこっと話すとかすれば、お経に退屈してるちびっ子達も数学に興味が出てきて、日本人の学力も少しは上向くんじゃないのだろうかと思ったりする。
っで、最近話題の動画
http://www.youtube.com/watch?v=Q4gTV4r0zRs&feature=youtu.be
http://www.youtube.com/watch?v=ge8vy4tc_kQ&feature=relmfu
せっかく那由他まで来てるんだからせめてタイトルの不可思議まで行って欲しかったね~。
欲を言えば最後の大数まで出てきて欲しかったが、16×16で終わってるってことはひょっとして17×17で大数を超えてしまうんかね?
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