1/21日経新聞記事です。
「日本証券業協会が20日公表した日本国債売買動向ではメガバンクなど
の2024年買越額は1兆5,800億円と直近ピークの22年の2割にとどまった。
日銀の買い入れが減る中で代わりの大口購入者が見当たらず需給悪化懸念
が金利を押し上げた。」と述べています。
かつてGDP比で先進国内で一番大きな国債残高を心配する声が上がる度に
日本国債は日銀はもちろん日本の銀行や生保が買って国内で消化している
から破綻なんかしない、全く心配ないと言われていましたが、いよいよ
国内で日本国債の買い手がなくなってきました。
さらに「103万円の壁」問題などで想定より新規国債発行額が増加する
恐れもあり、国債の買い手問題は以前より深刻になってきました。
今週の会議で日銀は0.5%の金利上げを決定するようですが、
「債券の買い控え」→「債券価格下落」→「金利上昇」の悪循環に陥る
リスクが高まっています。
住宅ローンなどに悪い影響が出ることも心配です。
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