今朝の日経新聞記事です。
2023年時点で全国の新築マンション平均価格が平均年収の10倍を超えた
そうです。(東京カンテイ調べ)
東京都は約18倍、軽井沢を抱える長野県が16倍、京都府14倍・・・・
私の住む九州でもなんと佐賀県は14倍!(年収384万円 マンション価格
5,332万円)
東京は特にそうですが、全国に広がる高額、高層マンションに平均価格が
押し上げられる影響もあるのでしょう。
記事でも述べられていますが、もはやマンションは「住む場所ではなく
投資対象」になっています。
比較的倍率の低い中国・四国地方でも山口県6.5倍、香川県6.8倍と5倍超え
です。
昭和バブルの時代も一部のマンション価格は高騰しましたが、当時の常識
としては「住宅価格は年収の5倍まで」でした。
それが今では年収の10倍が平均となりました。
住宅ローンが以前とは比較にならないほど低金利であること、正社員で
働く女性が増えいわゆるパワーカップルが購買力を増していることなど
当時とは異なる背景もあるのでしょう。
それにしても平均年収自体は当時とそれほど変わらない中で年収の10倍
の家を購入せざるを得ないというのは恐ろしい時代ではないでしょうか。
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