よそ見見聞録

気ままにのんびりと更新していきます。近場で撮影した写真や動画を不定期にご紹介しております。

ダイヤ改正:並行在来線(長野、新潟)

2014年12月25日 00時14分15秒 | 新聞記事・ぼやき
間が空きましたが、ダイヤ改正と同時にJRから業務を引き継ぐ三セク各社の暫定ダイヤを見ていきたいと思います。

しなの鉄道

しなの鉄道線は長野発軽井沢行きの直通列車1本を快速にすることや、北しなの線への直通列車を下りが2本、上りで1本設定される見込みです。軽井沢行きの快速は一昨年に設定されていた「快速軽井沢号」の時刻より1時間ほど遅い時刻に設定される模様。

北しなの線に関してざっと見た感じだと現行ダイヤを維持している点と、長野始発の初電が現在の6:31より1時間早い5:31になる点などが挙げられますが、やはり妙高高原でのえちごトキめき鉄道乗り換えは避けられない模様。一時期模索していた(・・・のかは不明)朝夕の直江津直通便に関しては、ダイヤ改正発表翌日の地元紙(信濃毎日新聞)を読む限りだと降雪時などで運休した場合車両運用に支障する(車両本数が足りなくなる)との理由で実現にはいたらなかった。えちごトキめき鉄道側も乗務員などの訓練や車両の運用を理由に難色を示していると同日の記事に記載されています。始発が早まったのも、「妙高2号」のスジを維持するための送り込みを兼ねているためだと納得できます。

えちごトキめき鉄道

妙高はねうまライン(写真はJRより譲渡予定であるE127系)
北しなの線からの接続に関しては先述のとおり妙高高原駅での乗り換えであることはお伝えしましたが、北しなの線の列車が2番線ホームへ着き、妙高はねうまラインの列車が3番線に着くことで同じホームで対面乗り換えが可能になるとのこと。ただ、一部の列車に関しては1番線からの発着になります。これはしなの鉄道線の小諸駅で長野方面と軽井沢方面の乗り換えを行うのと似ていてます。

また、「脇野田駅」がえちごトキめき鉄道に移管されるのと同時に「上越妙高駅」に名称変更されます。その上越妙高駅から発着するのが特急「しらゆき号」です。現在金沢~新潟で運転されている特急「北越号」に代わって上越妙高~新潟(一部は新井始発)を結びます。使用される車両はE653系の4両編成で、車内の座席モケットはE7系に近い色を使うことで移動での連続性を持たせています。また、それ以外にも新井~新潟で快速が2往復設定されますが、使用車両は115系になります。



日本海ひすいライン
使用車両が現在の電車から気動車に変更され、泊駅までの運転になります。また、「しらゆき」に接続する快速が直江津と糸魚川で運転されるほか、新潟からの直通快速も設定されます。直通快速は485系で、一部を除いて自由席。また、一部時間帯にあいの風とやま鉄道から糸魚川駅まで乗り入れが行われます。


とまぁ、えちごトキめき鉄道はJRとあいの風とやま鉄道からの乗り入れなどバリエーション豊富ですね。色々な意味で開業が待ち遠しいです。
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