よそ見見聞録

気ままにのんびりと更新していきます。近場で撮影した写真や動画を不定期にご紹介しております。

のと鉄道(8/5):ラッピング列車を求めて・・・

2012年08月06日 22時46分56秒 | JR北陸地区・IR・あいの風・日本海ひすい・のと鉄.ハピライン
いきなりですが、のと鉄道に行ってきました。まずは始発駅に向かうべく七尾線へ乗り込みます。

長時間の乗車と沿線の容赦ない日照りに苦しみはしたものの、幸いにも車両変更で所定415系ではなく413系でした。

JR西日本 Mc413-1 普通 七尾行(837M)


側面の行き先表示も七尾を表示しています。415系の運用が回らないときなど、413系がしばしば入るようですが、七尾線内で乗るのは今回が初めてです。空気ばね台車を履いている車両での七尾線は、いつもに比べて快適に感じました。


行き違い待ちの羽咋駅にて
昨年までマナーポスターは「秘密結社鷹の爪」でしたが、今年は「タツノコオールスターズ」で固めているようです。

金沢から各駅停車で揺られることおよそ90分…今回の始発駅である七尾駅に到着します。


のと鉄道 NT211(永井豪キャラクターラッピング) 普通 穴水行(131D)
待っていたのは偶然にもラッピングを施してある編成でした。


車体側面




車内には永井豪先生のサインのほか、各キャラクター画が掲げられていました。


運転席後ろの壁紙(穴水方)
ちなみに七尾方はデビルマンでした


田鶴浜~笠師保にて
雨雲がない晴れ晴れとした空です


穴水駅まで乗車し、留置車両を見ます。



のと鉄道 NT213(のとりあ~なラッピング)+202


点検なのでしょうが、急行表示で機関を回していました


のと鉄道 NT802
かつて能登中島で郵便車とともに留置されていたNT800ですが、いつの間にかお色直しされて使われなくなってしまった0番ホームに留置されていました。NT800の車内へは立ち入ることができました。

NT801(旧珠洲方)

NT802(七尾方)
車内は作られた時代を濃く表しており、デッキ部分には販売スペース、片方の車両がお座敷という作りになっていました。当時関わりのなかった地とはいえ、乗ってみたかったなという気持ちは拭えません。


のと鉄道 NT127
NT127は初代のと鉄道の気動車として唯一構内に残っているもので、こちらもお座敷仕様。NT800とは対照的にお色直しもされず、側引き戸は鍵がかけられていました。


のと鉄道 NT211(永井豪キャラクターラッピング)+212 普通 七尾行(134D)
この日は団体客がいたため、乗ってきたラッピング車の後ろに団体専用として1両連結していました。


表記

駅前で食事を済ませたあと、待合室で列車を待ちます。


ふと目がいってしまいました。二つ七尾方へ戻った西岸駅のジオラマだそうで、アニメ「花咲くいろは」に関連して作られたものと考えられます。


登場人物も精巧に作られています


そういえば、このラッピング見てないな…とよくよく時刻表を見ると、私が昼食で駅を離れている際に営業列車として運用に入ってしまったようです。そんなこんなで西岸駅に行くことにしました。


のと鉄道 NT212+211(永井豪キャラクターラッピング) 穴水止まり(135D)



のと鉄道 西岸駅


暑さ以外は申し分ない好ロケーション


駅名標 愛称:小牧風駅







基本情報として、開業当時は貨物取扱駅でもあったそうで、旅客とともに賑わっていたそうです。しかし、時代の流れとともに貨物扱いの廃止と駅員の無配置(無人駅化)となり民営化・現在ののと鉄道という経緯だそうです。

今でこそ先述した「花咲くいろは」の舞台となった駅として有名ですが、テレビドラマ「妹よ」(フジテレビ系列・1994年)でのワンシーンにもこの駅が使われたそうです。

それでは、こんどは「花咲くいろは」の聖地となった西岸の現状を紹介していきます。




湯乃鷺
舞台の地名は湯乃鷺だったため、架空の駅名標も建てられています。



駅舎内を見てみます



来駅した人達の記録ノートやお土産品が置かれています












上のポスター位置に似せて撮ってみました

思ったのはポスターの背景がすべて金沢市内だったことで、西岸はダシに使われたのかとも思えてしまいます。舞台の温泉宿も金沢市内にある湯涌温泉だそうですから、ここは聖地の中でも飛び地にあるようです。






のと鉄道 NT201(花咲くいろはラッピング) 普通 穴水行(137D)


のと鉄道 NT213(のとりあ~なラッピング)+20x 普通 七尾行(140D)


車体側面も側引戸ガラスも気合が入った仕様だと、ただ感心させられます。


陽の当たり具合をみて撮ってみました


この車両はワンマン放送で「花咲くいろは」の声優さんが務めるバージョンがあるそうなのですが、今回は残念ながら聞くことができませんでした。聞いたところで乗っている方が恥ずかしくなるかもしれませんが・・・謎のコンセントとイヤホンジャックは専用の放送に対応させたものであると考えられます。(増結していた一般車両にはなかったので・・・)


七尾で取れていなかった反対側側面を撮る


先頭が影になってしまいましたが、とりあえずは収まったため結果オーライということで・・・

ドラマであれアニメであれ何であれ、実在する場所や列車を求めて…というのは乗る以外の新たな楽しみを提供してくれます。機会があれば別のラッピングを撮りに行きたいものです。

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