遠い昔、はるか彼方の銀河で・・
1977年。「
スター・ウォーズ 」公開。世は空前のスター・ウォーズ(以下SW)ブーム。
(当時はイケてた)マック、コカ・コーラなんかがスペシャルパッケージ商品なんて発売して話題になったり。今じゃ当たり前のタイアップも当時は斬新でした。
SWはとにかく世界観が秀逸。ストーリーはチープこの上ないので大きな賞も受賞してないし世界観だけと言っても過言じゃないです。
映像、音楽、SE。ジェダイ、フォース、ライトセーバー。洗練されたメカデザインにキャラクター、妙なリアリティ。
それまでのSFを過去のものにしたような世界観に小学生だったオレには刺激が強すぎたくらい。
1作目の大ヒットを受けて3年後。なんと続編「
帝国の逆襲 」が公開されます。前作を軽く超えてきた世界観。そして今思えばベタだけど驚きの展開。
そして監督のジョージ・ルーカスが各メディアに「SWは全9部作で、今作ってるのは真ん中のエピソード4~6の部分である」事を発表。
3年後「
ジェダイの帰還 」で完璧な完結を迎え、
ルーカスは年齢もありエピソード1~3と7~9は作るつもりはないと断言し、ストーリーも明かしませんでした。
それから18年後の1998年。まさか!の新3部作エピソード1~3の製作発表。そして新3部作に先立ち1997年、旧3部作を特別編としてリメイク上映。
1993年公開のスピルバーグ監督「ジュラシックパーク」でのCG技術の進歩に「作りたいものが作れる環境が出来た」とルーカスがその気になったのです。
99%諦めていた続編の発表にSWファンは歓喜。あの時の興奮は今でも鮮明に覚えています。
そして翌年1999年の「
見えざる脅威 」から3年おきに新3部作は公開され、2002年に「
クローンの攻撃 」、2005年の「
シスの復讐 」で完結。
7~9の公開も期待されたのだが、ルーカスはまたしてもこれを否定。
新3部作公開から7年。その代わり?これまでの全6作を3D化するというルーカスらしい明後日向いた行動にファンも思わず失笑w
しかしそんなの望んでないとファンの正直な反応に
エピソード1/3D のみ公開し頓挫(公開日のレイトで見に行きましたが観客オレだけでしたww)
パンフ 左列(EP4-6)、中列(EP1-3)、右列(EP7、3D、特別編)
しかしオーダー66から9年後の2014年。ルーカスフィルムをディズニーが買収。新3部作の製作を発表。2年おきの2015年、2017年、2019年の公開。
当のルーカスは(SWファンの期待が高過ぎて映画監督としては冒険が出来ない)って事で製作には不参加。JJエイブラムスがメガホンを取ることに。
エピソード4~6でSWファンになった年寄り衆にとって一番見たかっただろう6以降の続編、エピソード7~9の公開がいよいよ今日からスタートしたのです。
まさか小学生の頃に一度諦めた全9部作を生きてる間に見られる事になるとは。オレと同じ思いの人が世界に何億人もいると思うとなんか嬉しくなりますね。
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前置きが長くなったけどいよいよ待ちに待ったエピソード7。さっそく見てきました。
Star Wars: The Force Awakens Trailer (Official)
もう素晴らしい!のひと言ですね。オープニングのあらすじから最後の最後までしっかりスターウォーズ。
エピソード4のオマージュが彼方此方にニヤリ。もう2年後が待ちどうしいw
新しいキャラクター達はちょっと不安だったけどレイ、フィン、ポー、レンどれもイイ感じだったし気に入った。
ちょっと?と言えばファズマかな?wポスターでもど真ん中で、なんかこうもっと重要なキャラかと思ってたからww
今日は連荘で見ようかと思ってたけど、ルーカスじゃないからかSWにしてはストーリーがちゃんとしてて(汗)結構なボリュームに今日は断念。
次に行った時にでも、もう少し感想とかいくつかの謎の話とかネタばれ含みで書いてみようかな。
――追記――・――・――・――・――
という訳で4回目。1、2回目は字幕、3、4回目は3D吹替え版。3Dは好きじゃないのでなくっていいですが、字幕より吹替えが断然イイですね。
ヒアリングできないのでどっちが正しいのか解からないけど、レイの子供の頃の回想シーンとか、レンが話すルークの地図の事とか。
大事なセリフで翻訳が違ってる所あって字幕は大事な部分が訳されてない?1回オリジナルで雰囲気味わったら、2回目は吹替え見る事をオススメ。
マズが何故ルークのセーバーを持っていたのか?とか、レンの騎士団は今なにやってるのかとか?細かい事も沢山伏線あったけど、
一番大きな謎はやっぱり、主人公レイの生い立ち、そしてスノークの正体と目的。
ネット上じゃ、レイはルークの娘っていう説が有力だし、スノークは皇帝ダース・シディアスの師匠ダース・プレイガス(EP3に名前だけ出た)って説が
有力みたい。でもそんな誰もが想定するようなものにする気もしないしねえ。
これまでの3部作では1部目はいつも「旅立ち」と「師との別れ」の章。
田舎の惑星で夢見る機械好きな主人公(アナキン、ルーク、レイ)が冒険に借り出され、頼っていた師匠(クワイガン、オビワン、ハンソロ)の死に直面する。
そして2部目は「驚き」と「ロマンス」の章。
エピソード5では、まさかのベイダーがルークの父っていう驚きの展開と、ハンソロとレイアのロマンス。
そしてエピソード2では、後の帝国のクローン兵隊が元は共和国の軍隊だったとか、云わずと知れたアナキンとパドメの禁断のロマンス。
ファンの想像をブッ飛ばすようなヨーダの機敏な動きやR2-D2が飛べるってのもサプライズでしたね。
エピソード8ではどんな「驚き」と「ロマンス」を見せてくれるのか?想像するだけでワクワクしてしまいますね。
それから今回から登場するBB-8。公開前はディズニーチックに可愛いキャラとか出してんじゃねえよとか思ってたんだけど・・これはアカン。かわいい(汗
フィンがポーのジャケット着てるのを見つけた時とか、レジスタンス基地でのポーとの再会とか。あの急いでる時の斜め45度の前のめり走りとかもうっ!
そういえば、3回目にしてやっと「オマケ」ないか?エンドロールを最後まで見てみた。
エンドロール後にはバッド・ロボットのロゴ ⇒ ルーカスフィルムのロゴ ⇒ 日本語吹替スタッフロールが出るのみで「オマケ」はなし。
これはSWだけの話じゃないけど、多くの人がお預け犬みたいに待ってるアレ、なんとかならんもんかね?聞いたら入場時に受付で教えてくれるとか。
さて。4月にDVD出るらしいから、あと1回くらい劇場で見ておこうかな。そしたら次は再来年のEP8前に本年12月公開の「
ローグ・ワン 」。
新3部作より盛り上がりを見せているとの噂の公式SWスピンオフ。
ストーリーはこれまたシビれるEP3-EP4間のデススター設計図入手に関する反乱軍の話(らしい)。
とにかく先何年かしばらくは楽しめそうです。ディズニーに感謝。
そういえばテレ東でやってる「
反乱者たち」。「クローン・ウォーズ」然り、アニメには手を出すまいと思ってたけどコレ、面白いな
毎週楽しみにするようになっちゃった。本土じゃシーズン2もやってるみたい?ムムム。どんだけタカれば気が済むのかとw
――追々記――・――・――・――・――
昨年の12月末公開から1ヶ月ちょっと。興収100億超えしたとかで、そろそろ公開終了?なんて声も聞こえてきたので劇場見納めと5回目です。
字幕 ⇒ 字幕 ⇒ 吹替3D ⇒ 吹替3Dときて今回は字幕3D。吹替の方が断然良いのだけど最後はオリジナルでと。
さすがに5回目にもなると、途中で中弛みして展開スピードがすこし落ち着くマズの酒場でウトウトしちゃいましたw
いやあ。楽しかった!エピソード7。早くエピソード8つくっておくれ。