▽バカをぬかせ!
バカをぬかすな!
っていうような言葉があるじゃないですか。
古風な漫画に出てくる古風なやつしか言うイメージないけど。
どっちも「不合理なことを言うものではありません」という意味。
「ぬかせ」が命令、「ぬかすな」が禁止命令なのに、同じような意味になるのって不思議だよね。
「嘘つけ」と「嘘つくな」みたいな関係。
「気合い入れろ!」「気合い出せ!」もその仲間?ちょっと違う?
▽うつつをぬかすな!
っていう言葉があるじゃないですか。
何で見たのかさえ忘れるくらい漫画ですら使っている人を見た覚えがないけど。
うつつをぬかすな! も バカ言ってんじゃないよ! 的な意味だから、
てっきり「うつつ」の意味は「ばかなこと。不合理なこと。」だと思い込んでたわけですよ。
で、高校の古典で初めて「ゆめうつつ」の漢字が「夢現」であることを知って、驚くんですな。
それまで「ゆめうつつ」って「夢みたいな不合理なこと」というような意味でとらえてたから。
本来の意味である「夢か現実か分からないようなぼんやりした状態」の人って、はたからみたらバカっぽいじゃないっすか。
“ゆめうつつに歩いていた” の「うつつ」が「不合理」は言い過ぎにしても、ふらふら歩いてる状況が想像できて、そこまで文章に違和感なかったんですよ。
むしろ「夢うつつ」は「夢うつつ」で「ぼんやりした」状態を意味する一つの単語だと思ってた。
切り離せるんだね。あれ。
「夢か現か」っていう言葉の意味をどんなふうに考えていたのかは今は昔のことなんで忘れました。
「夢見てんのか?バカかお前?」みたいな意味でとってたのかな。
▽で、改めてどっかで見たことのある「うつつをぬかす」に思いを戻すと、
「現をぬかす」。
これ意味「現実的なことを言う」になっちゃわない?
“うつつをぬかすな!”って
“そんな現実的なこと言うなよ!”っていう夢と現実に挟まれた思春期真っ盛りボーイアンドガールの掛け合い中、みたいなセリフなの?
けど“うつつをぬかすな!”っていう言葉が使われる状況を見るに、これは立場的に下の相手への発言だ。
つまり格上から格下への禁止命令だ。
だから意訳が“現実的なことを言わないで”だと違和感がある。
▽「うつつをぬかすな」が何を言いたいのか。
対義語を考えればいいわけだ。
うつつの対義語は夢、だ。
補足すると、「うつつをぬかすな!夢をぬかせ!」になる。
「ゲームを なげるな! モンスターボールを なげろ!」みたいな。
そうなると、「うつつをぬかすな!」というのは
「現実的な目標を言うんじゃなくてもっと夢みたいなでっかいことを言えよ!」
っていうメッセージになると考えられる。
これはあきらかに若者や子どもなどの後進者に対する年長者からのメッセージだ。
もう「少年よ大志を抱け!」くらいの力強いメッセージとなるわけよ。
▽まぁ、ならないですけども。
バカをぬかす の「ぬかす」は「吐かす」で
うつつをぬかす の「ぬかす」は「抜かす」だから。
ごめん。
知ってた。
バカをぬかすな!
っていうような言葉があるじゃないですか。
古風な漫画に出てくる古風なやつしか言うイメージないけど。
どっちも「不合理なことを言うものではありません」という意味。
「ぬかせ」が命令、「ぬかすな」が禁止命令なのに、同じような意味になるのって不思議だよね。
「嘘つけ」と「嘘つくな」みたいな関係。
「気合い入れろ!」「気合い出せ!」もその仲間?ちょっと違う?
▽うつつをぬかすな!
っていう言葉があるじゃないですか。
何で見たのかさえ忘れるくらい漫画ですら使っている人を見た覚えがないけど。
うつつをぬかすな! も バカ言ってんじゃないよ! 的な意味だから、
てっきり「うつつ」の意味は「ばかなこと。不合理なこと。」だと思い込んでたわけですよ。
で、高校の古典で初めて「ゆめうつつ」の漢字が「夢現」であることを知って、驚くんですな。
それまで「ゆめうつつ」って「夢みたいな不合理なこと」というような意味でとらえてたから。
本来の意味である「夢か現実か分からないようなぼんやりした状態」の人って、はたからみたらバカっぽいじゃないっすか。
“ゆめうつつに歩いていた” の「うつつ」が「不合理」は言い過ぎにしても、ふらふら歩いてる状況が想像できて、そこまで文章に違和感なかったんですよ。
むしろ「夢うつつ」は「夢うつつ」で「ぼんやりした」状態を意味する一つの単語だと思ってた。
切り離せるんだね。あれ。
「夢か現か」っていう言葉の意味をどんなふうに考えていたのかは今は昔のことなんで忘れました。
「夢見てんのか?バカかお前?」みたいな意味でとってたのかな。
▽で、改めてどっかで見たことのある「うつつをぬかす」に思いを戻すと、
「現をぬかす」。
これ意味「現実的なことを言う」になっちゃわない?
“うつつをぬかすな!”って
“そんな現実的なこと言うなよ!”っていう夢と現実に挟まれた思春期真っ盛りボーイアンドガールの掛け合い中、みたいなセリフなの?
けど“うつつをぬかすな!”っていう言葉が使われる状況を見るに、これは立場的に下の相手への発言だ。
つまり格上から格下への禁止命令だ。
だから意訳が“現実的なことを言わないで”だと違和感がある。
▽「うつつをぬかすな」が何を言いたいのか。
対義語を考えればいいわけだ。
うつつの対義語は夢、だ。
補足すると、「うつつをぬかすな!夢をぬかせ!」になる。
「ゲームを なげるな! モンスターボールを なげろ!」みたいな。
そうなると、「うつつをぬかすな!」というのは
「現実的な目標を言うんじゃなくてもっと夢みたいなでっかいことを言えよ!」
っていうメッセージになると考えられる。
これはあきらかに若者や子どもなどの後進者に対する年長者からのメッセージだ。
もう「少年よ大志を抱け!」くらいの力強いメッセージとなるわけよ。
▽まぁ、ならないですけども。
バカをぬかす の「ぬかす」は「吐かす」で
うつつをぬかす の「ぬかす」は「抜かす」だから。
ごめん。
知ってた。
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