▽動物を飼ったことがない。
今はアパートの仮住まいだし、島根にいる頃も飼ってなかった。
特別欲しいとも言わなかったし、
たぶん言ったとしても自分は飽きっぽい性格だし面倒くさがりだしで親は飼うことを認めなかったんじゃないかな。
▽一回迷い子猫に牛乳をやってた時期もあったけど、すぐ追い出した。
小学生だったかな。ちょうど夏休みだったんだよ。そういえば。
あの時はかわいそうなことをしたと思う。
中途半端に面倒を見るということの残酷さね。
なんせ猫を飼ったことがないから何を食べさせたらいいか分からないし、わかったとしても親は猫許さなかったから用意できない。
牛乳をあげる。
牛乳しかあげられない。
牛乳しかもらえなくてもくれるもんだから猫はそこに居つく。
何もしなければすぐ出て行けたかもしれんのに、中途半端に餌場はここだと植え付けてしまった。
結果ガリガリ。
子猫に牛乳ってよくないらしいね。最近知ったんだけど。
脱水症状起こすとすぐ死んじゃうんだって。
幸いその猫は強く生きてくれたんだけど。
親と兄に早く逃がせ早く逃がせと何度も言われ一週間後くらいに追い出した。
追い出したというか、歩けばついてくるから離れた場所へ行ってダッシュで一気に逃げた。
追い出したその後は、どうやら猫をいっぱい飼っている人のところに迷い込んだようで、無事に太っていた。
真っ黒で尻尾の長い猫ちゃんでした。
オチは特にない。
▽小説とかで出てくる犬や猫ってとても頭いいよね。
愛情持って育てれば実際にあれくらいになるんだろうか。
たぶん自分は犬猫にそこまでの愛情を持ってやれない。
愛し方がわからないの。
▽そんな自分が最近読んだ犬の話と猫の話。
▽『天使がいた三十日』(幻冬舎文庫/新堂冬樹)
・作者の新堂氏のファンはよく「白新堂、黒新堂」という言葉を使いたがる。
あと一部の読書通も使いたがる。
新堂氏のオフィシャルブログのタイトルも「白と黒」。
この作品は間違いなく白新堂の作品。
・主人公の荒れてる時代が一時期の自分とシンクロ。
この本を読んで少し前向きになれたような、そうでもないような。
・こんな心理描写ができたらすごいなー、と何回か思わされた。
自分ではとても思いつかないような例えであったり主人公の事象の感じ方であったり。
・関係ないけど視界から色がなくなったり音が遠くなったりっていう感覚を生まれてこの方まだ持ったことがない。
小説とか、自叙伝でよくこういう表現見るけど、想像するしかない世界。
結構な挫折を味わったつもりでいたけどまだまだということなんだろうか。
そんなことを考えたりもした。
これが犬の話。
▽『旅猫リポート』(文藝春秋/有川浩)
・猫の話。
読むきっかけとなったのは中学校で司書の仕事をしている母親。
知り合いが図書室に寄付してくれると言った本だったらしい。
で、どんな本かを確かめるために図書室に入れる前に自分で読んでみて、
結果「持ち主に返した」と言っていた。
「これは息子さんが大きくなるまで持っておいてぜひ読ませてあげて」って言って返したらしい。
息子さんだったっけ。娘さんだったっけ。
とにかく子供が大きくなったら読んでほしい作品であったらしい。
母親にそこまで言わしめる作品とはどれほどのものかを確認したくて自分も購入してみた。
・多分有川氏は猫好き。
そう感じた。
猫視点の語り口の時にとても感じた。
・恐らく有川氏は人間も好き。
サトル(主猫公の飼い主)の友人視点の話も丁寧に書いてた。と思う。
何が雑で何が丁寧かとか今まで考えたことないけど。
・一気に読んだ。
自分読むスピード速くないからだいたい集中力が切れちゃったりして二日くらいに分けて読むことが多いのだけど続きが気になって気になって。
バイトがなくて時間があったというのもある。
座椅子に座ったり寝転がったり壁にすがったり体制を変えまくりながら読んだ。
今思い返すと猫入ってたかもしれない。
▽これを読めば犬が、猫が、飼いたくなる!とは言わんけど。
少なくとも「犬猫がこれだけ人間のことを考えてくれてたら、いいなぁ」とは思いました。
今はアパートの仮住まいだし、島根にいる頃も飼ってなかった。
特別欲しいとも言わなかったし、
たぶん言ったとしても自分は飽きっぽい性格だし面倒くさがりだしで親は飼うことを認めなかったんじゃないかな。
▽一回迷い子猫に牛乳をやってた時期もあったけど、すぐ追い出した。
小学生だったかな。ちょうど夏休みだったんだよ。そういえば。
あの時はかわいそうなことをしたと思う。
中途半端に面倒を見るということの残酷さね。
なんせ猫を飼ったことがないから何を食べさせたらいいか分からないし、わかったとしても親は猫許さなかったから用意できない。
牛乳をあげる。
牛乳しかあげられない。
牛乳しかもらえなくてもくれるもんだから猫はそこに居つく。
何もしなければすぐ出て行けたかもしれんのに、中途半端に餌場はここだと植え付けてしまった。
結果ガリガリ。
子猫に牛乳ってよくないらしいね。最近知ったんだけど。
脱水症状起こすとすぐ死んじゃうんだって。
幸いその猫は強く生きてくれたんだけど。
親と兄に早く逃がせ早く逃がせと何度も言われ一週間後くらいに追い出した。
追い出したというか、歩けばついてくるから離れた場所へ行ってダッシュで一気に逃げた。
追い出したその後は、どうやら猫をいっぱい飼っている人のところに迷い込んだようで、無事に太っていた。
真っ黒で尻尾の長い猫ちゃんでした。
オチは特にない。
▽小説とかで出てくる犬や猫ってとても頭いいよね。
愛情持って育てれば実際にあれくらいになるんだろうか。
たぶん自分は犬猫にそこまでの愛情を持ってやれない。
愛し方がわからないの。
▽そんな自分が最近読んだ犬の話と猫の話。
▽『天使がいた三十日』(幻冬舎文庫/新堂冬樹)
・作者の新堂氏のファンはよく「白新堂、黒新堂」という言葉を使いたがる。
あと一部の読書通も使いたがる。
新堂氏のオフィシャルブログのタイトルも「白と黒」。
この作品は間違いなく白新堂の作品。
・主人公の荒れてる時代が一時期の自分とシンクロ。
この本を読んで少し前向きになれたような、そうでもないような。
・こんな心理描写ができたらすごいなー、と何回か思わされた。
自分ではとても思いつかないような例えであったり主人公の事象の感じ方であったり。
・関係ないけど視界から色がなくなったり音が遠くなったりっていう感覚を生まれてこの方まだ持ったことがない。
小説とか、自叙伝でよくこういう表現見るけど、想像するしかない世界。
結構な挫折を味わったつもりでいたけどまだまだということなんだろうか。
そんなことを考えたりもした。
これが犬の話。
▽『旅猫リポート』(文藝春秋/有川浩)
・猫の話。
読むきっかけとなったのは中学校で司書の仕事をしている母親。
知り合いが図書室に寄付してくれると言った本だったらしい。
で、どんな本かを確かめるために図書室に入れる前に自分で読んでみて、
結果「持ち主に返した」と言っていた。
「これは息子さんが大きくなるまで持っておいてぜひ読ませてあげて」って言って返したらしい。
息子さんだったっけ。娘さんだったっけ。
とにかく子供が大きくなったら読んでほしい作品であったらしい。
母親にそこまで言わしめる作品とはどれほどのものかを確認したくて自分も購入してみた。
・多分有川氏は猫好き。
そう感じた。
猫視点の語り口の時にとても感じた。
・恐らく有川氏は人間も好き。
サトル(主猫公の飼い主)の友人視点の話も丁寧に書いてた。と思う。
何が雑で何が丁寧かとか今まで考えたことないけど。
・一気に読んだ。
自分読むスピード速くないからだいたい集中力が切れちゃったりして二日くらいに分けて読むことが多いのだけど続きが気になって気になって。
バイトがなくて時間があったというのもある。
座椅子に座ったり寝転がったり壁にすがったり体制を変えまくりながら読んだ。
今思い返すと猫入ってたかもしれない。
▽これを読めば犬が、猫が、飼いたくなる!とは言わんけど。
少なくとも「犬猫がこれだけ人間のことを考えてくれてたら、いいなぁ」とは思いました。
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