もう来んでええ

帰ってきました。

「陸の孤島ツアー　２０１１　春　　の彼岸」。

写真は本堂に置いてあったカバチ。

二つあるうちの一つ。

今時カバチなんて見ないよね。

けっこう温かい。



朝6時半に現地着。

しばらくは掘りごたつでテレビ。


その後はひたすらに準備。

最初は何していいかわからんで

同じところをうろうろしたり

家の中を一周してみたり

二階に避難したり。


机並べて。

座布団並べて。

写真撮って。



そいで法座でお話を聞いて。

この内容もよかったんだけど詳しくは後日。


で、片づけ。

六角柱からお菓子をほどいて。

机座布団椅子をしまって。



大したことしてないね。

したといえばカバチから燃えとる竹炭を十能に移す作業。

地味。

先生「まさゆき君のお父さんは何をしているのかな？」

まさ「僕のお父さんは火鉢から燃えとる竹炭を十能に移す作業をしています！」

級友「おいおい、なんだよその仕事！地味でダッセ―の！」

まさ「うるさいやい！お父さんは火事にならないよう大切な仕事をしてるんだい！」


うん。泣ける。





今朝帰るときおばあちゃんが見送ってくれました。

いつもは僕らが車に乗った時点で家に入る人なんですが

今日は家の前の坂を下りてもまだ手を振ってくれていました。

いろいろな思いがあったのでしょう。


昨夜も

「はぁ、お前もう来んでええけぇな」

と言われました。

字だけみるととんでもないこと言われてるようですが、

裏には

お前にはお前の用事があるだろうけぇわざわざ顔を見せにこんでもええ。

という思いがあるはずです。

・・・そのはずです。

・・・そう信じています。



さて、孤島から岡見駅への道すがらこんなことが書かれた立て看板を見ました。


「ここはきれいな
　　　　　　里です
　　　　よい！！
　きれいな里にしましょう」


「よい！！」ってなんですか。すっごい認めてるけど。

「より」って書きたかったのかなとか思ってみるけど

明らかに丸っこいし。一画目と二画目の間が離れてるし。

「！！」もよくわからんし。


三隅独特の言葉だろうか。

やっぱり僻地には独特の文化が・・・。

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