気ままな私のフォト日記

大好きな北海道・十勝の写真と共に、病気・家族や身近なことを綴ってます。
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春よこい、早くこい・・・ 95歳のどうにもならない心

2012-02-21 16:00:34 | 日記

 

外に出ると、風の冷たさで身震いするけど

陽射しは、なんとなく春が近づいているような柔らかさを感じます。

 

写真は、田園風景

もう融雪剤が撒かれてる畑があって

その光景を目の当たりにすると

春の足音が聞こえてくるようです。

 

 

なんとなく撮ってみた、影の波

たとえ枯れ草があっても

おとなしい「うねり」が私の心を揺さぶります。

 

・・・・

私よりも春を待ってる家族がいます。

95歳の義母

暮れに入院し、お正月を病院で過ごして退院したのですが

二週間ほどで、また入院

数年前から、こんな状態の繰り返しです。

春になれば・・・ 

春が来たら、元気になれるかも・・・

毎年、そんな思いで春を待ちました。

 

しかし、今回は

病院から退院することができません。

治療がなくなれば、二階から三階へ移動するだけ

療養型の病棟に行くことになったのです。

病院と施設側が、義母の様子を見て

施設での生活は無理だと判断した結果です。

 

家族は、とうとうその日が来たかと思うけど

義母は

親切にされてた施設を出なければいけないことに

大きなショックを受けてます。

 

「みんなが私を待っているらしい・・・」

「いつまでも居ていいと言ってくれたのに・・・」

泣けてくる・・・ と、

情けなさをあらわにします。

 

先生からお話があって10日も経つのに

毎日どんな言葉をかけても、なんの慰めにもなってません。

 

義母の気持を考えると、心の葛藤があるけれど

数日後には、施設を引き上げることにしました。

 

何があっても季節は巡り巡ってくるもの

春になって元気になれば

一時帰宅もできると聞いてます。

おばあちゃんが元気になるように、今年も暖かい春を待ってます。

 

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