事務所の人員が増えました

ちょうど１ヶ月前から通っている工事現場事務所。
これまで、現場監督と私の二人が常駐していたのですが、
今日、ハローワークの紹介で新規雇用された男性が、派遣されてきました。

早くも、この現場での先輩になってしまい、ちょっと面白く感じています。

年齢は、30歳代後半。数十年の現場経験、あり。
職人さんとして働いたあと、自営で仕事をしたそうですが、
今回、現場監督の側に回りたいと、応募してきたそうで。

工事現場の中でもちょっと特殊な職種と言えると思うのですが、現場監督との話を
聞いていると・・・・

はきはきしてるし、この職種に関する知識もあるし、この人、絶対、使い物になるわー。
と、思いました。

現場事務員のくせに偉そうなことを言ってますが、長年工事現場で働いていたら、
一日事務所にいただけでも、
「この人は、きっと、できる人」という「目利き」ができるのです。

現場監督が、事務所を出て、二人になったとき、雑談的に、聞いてみました。

「おうちは東大阪やと、さっき言うてはったけど、どのへんですか？」
「知ってはるかどうか、わかりませんが、○○っていうあたりです」
「えー！うそー！私、そのあたりの現場に通ってたことあるんですよー！
　もう10年以上前やけど。」
「けっこう、町工場が多いでしょ」
「そうそう！！！外国から来て働いてる人も、ぎょうさんおるしねー。
　で、その現場に通ってた半年間の間に、３回も、現場内の自販機荒らしに遭って、
　一度、事務所にも泥棒が入って、あんまりガラのよろしくないとこやなぁと」

と言ったあと、ふと気がついて。
「あー！ごめんなさい、失礼なこと言うて！！！」
と、謝ったのですが、
「いやいや、その通り、ガラのよろしくない地域ですから」
と、笑ってくれて、ほっとしたのですが、自分が住んでいる地域のことを
けなされて、良い気分になる人は、いないですよね。

私には、会話が弾んだとき、調子に乗って、相手の立場を考えず、
軽はずみな言葉を口にしてしまうことが、よくあるのです。

50年以上生きているのに、アホすぎます。
ホンマ、気をつけようと、自戒の極み。