母性本能をくすぐるイケ監

2017-10-27 19:41:18 | 仕事
最近、私は今の現場の仕事と、次にイケ監と行くことになった現場の仕事と、
彼がかけもちすることになった現場の仕事をしています。
先日は、今の現場の竣工図書を作成しました。
今日は、次の現場の「作業員名簿」をエクセルで入力したり、「ピンネット工法」による補修のため
必要なアンカーの位置を示す図面を書きました。

イケ監いわく「○○さん(私)がいてくれて、本当に良かった-。こんな3つの現場の
仕事、同時にやるなんて、オレ一人やったら大変やったわ」
ふふん。そうでしょ。(鼻高々)

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でも、イケ監、可哀想に、最近ちょっと風邪気味で。
1週間前の朝、「ごめん、朝礼が終わったら、オレ車で寝てるわ」
「えー?大丈夫?」

一人仕事をしていたのですが、どうしても気になって。
「そういえばあの子、スポーツドリンクしか持っていかなかったなぁ」と思って。
事務所の前に駐めてある車へ、「ベトコン」と彼が呼ぶ謎のキルトっぽい布と、
救急箱にあった風邪薬を持って、様子を見に行きました。

すると、助手席を倒して横になっているものの、携帯にかかってきた電話に応対している
ではありませんか。

じっと見ている私に気づくと、「大丈夫」というように、手で制します。
通話が終了した瞬間、ドアを開けると、エンジンをかけていないため、当然、寒い。
「もう!携帯の電源、切っときぃや!!!」
と半ば怒った口調で言いながら、ベトコンを彼の上にかけ、風邪薬をお腹の上に置き、
事務所に戻りました。

お昼前に、事務所に戻ってきたイケ監。
「ありがとう。実は、ちょっと寒かってん」

そのあとは、職人さんが差し入れてくれた栄養ドリンクを飲んで、少し具合が良くなった
みたいで、ほっとしました。

事務所で横になってたらいいのに、職人さんが出入りするから、落ち着かないし、
きまりが悪いと思うんだろうな。

現場監督って、体調が悪くても休めないのが、つらいところです。

その一件を、その日の夜、十三で飲んだユジンさん・Chiさんに話すと、
「まるで(彼の)オカンみたいですよね」
と、爆笑されました。

昨日も、正午になるなり、「なんか、まだしんどい」と、昼食を食べずに
隣の部屋に行き、横になってるので、彼の予備の作業服を、上にかけてあげました。
なんなの? この「ほっとけない感」は。

だって、めちゃくちゃ母性本能をくすぐられたんやもん、しゃーない。

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今日の夕方、仕事しながらの雑談中、
「あ、そうそう、お菓子あげるわ」
と、どこかのお土産物の箱に入っているような小袋を二つ、私の机に置くので、
「ええよ、アンタが食べたら」
「いや、オレの分はあるし」

午前中、彼のお父さんが社長を務める会社に行ったので、取引先の会社から
もらったものを、私の分も持ち帰ってきた、と推測。
そういう優しいところも、好き。

その小袋の一つは、島根県お土産のパイでした。
つい、想い出話をしてしまいました。

「島根出身の子が、こっちに下宿して、同じ大学に通っててん。
 私と同じサークルで、こっちが4回生のとき、向こうは1回生。
 告白されて、そのあと3年間つきあってん。
 その子の島根県の家に、夏、一度、遊びに行ったわー」

「そんな話、ええから」と、苦笑するイケ監。
「海がキレイで、めっちゃ楽しかってん」
「そんな話、ええから」と、再び、制するイケ監。
「青春の想い出を語ってるだけやん!」

私が過去交際した男性に対して、ヤキモチをやいたのかしら?
と、一瞬思ったけど、それは絶対、ない。
彼のお母さんに近い年齢やし。(笑)

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