口癖

先週、仕事中にこんなことがありました。

上司のお兄ちゃんが私の横に来て、サーバー内にある図面を開くよう指示されたので、
開くと、私達が担当している非常用発電機室のうち４箇所の詳細図。

「拡大してみてください」と言うので、マウスのホイールボタンをグリングリン。
「違います、左上の部分です」と言われたので、スクロール。

この時点では、「どの部分を見たいのか」を、まったく聞いていません。
ズームとスクロールを繰り返す私に
「違います、もっと上の部分です」
と、イラついたような声を出す彼。

「やっぱり、○○さんは、（今担当している）図面のことを全くわかっていないのが
　判明しましたねー」
と、なぜか誇らしげな顔。

いやいや。
「スリーブの位置を確認するために、大きなダクトが３本貫通する通る壁の部分を、
　拡大してください」
とでも、説明してくれれば、一発でそこを表示できたのに。
自分の指示の悪さを棚に上げて、そんな言いぐさはないんと違う？
と、一瞬、ムカッとしましたが、そこは大人なので、ぐっと抑えて。

この上司、ホントに、私をイラつかせることに対して、天賦の才能があるのでは。

「前にも言いましたが・・・」が口癖の一つ。
それを聞くたびに、
「私って、そんなに覚えが悪いんやろか・・・」と凹みます。

でも、最近では
「一度聞いただけで完璧にできる人間なんて、おらんわ！」
と、開き直っています。

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今日は、こんなことがありました。

現場内の通路に掲示されている数10枚の写真を使い、人気投票をするので
ご協力ください、という回覧が、隣席の彼から、回ってきたのです。

その写真は、どこに掲示されているか、わからなかったので、聞きました。

すると。
「○○さんは、現場内の通路を歩いていても、何も見ていないということが
　判明しましたねー」
と、先週と同様、またもや、人を小馬鹿にするような口調。

出たっ！
「○○さんが□□なのが判明しましたねー」という口癖。


そんなにキョロキョロしながら歩く場所でもないし。
工事中の建物内に確保された安全通路で、急いで通り過ぎていたため、
少し離れたボードに設置されていた写真には気づかなかっただけ。

と、言い訳するのもアホらしいので、黙ったままでいました。

あのお兄ちゃん、なんで、あんな言い方をするんやろ？

もしかしたら、あれが「関西人らしいツッコミ」と思ってるんかなぁ？
（彼は四国出身）
だとしたら、ちょっと違うと思う。

関西人は、ある程度親しくなり、お互いの気心が知れてから、
ちょっぴりキツめの言葉で、ジャブを交わし、
徐々に間合いを詰めていくという才能に長けていると思うから。

いきなり、ストレートをかまして、どうすんねんっ？！

これまでにあまり出会ったことがないタイプの、苦手な相手です。

ま、あと約１ヶ月で今の現場を離れるのが決定したので、
それまでの辛抱。