何度も書きますが、先週月曜日から通っている工事現場事務所の仕事は、まさに「天職」です。
掃除・お茶出しといった、適度な雑用。
テプラ・ラミネート・ファイリング。
CAD・エクセル。
昨日、現場監督に頼まれて、現在の玄関扉の色分けを、確認するため、初めて、3棟の上まで
エレベーターもしくは階段で上がりました。
さすが、40年以上前に建築されただけのことはある。
言うたら悪いけど、けっこう年期がいってる感じの、集合住宅だなぁと、改めて感じました。
事務所に現場監督がいない間の、留守番。これが、けっこう重要なのです。
補修工事をしている県営住宅の住民さんからの電話、もしくは直接事務所に来られたときへの対応。
そして、住んでおられる方は、みごとに高齢者ばかり。
60歳以下の方は、いないのでは?と、思えるくらい。
昨日の朝、杖をついて「ゴミ出し」に出ようとしている高齢女性がドアを開けた廊下に通りがかり、
「私も今からゴミを捨てに行くところやから、ついでやし、持って行きますよ。」
「いや、運動になるし、行きますわ」
「いやいや、ほんまに、ついでやし」
戻ってくると、玄関先で待っていてくれて、
「ほんまに、ありがとう。ヘルパーさんを頼んどんのんやけど、11時にしか、来てくれへんから」
「そりゃ、ゴミをほかす(捨てる)時間には、間に合わないですよねー」
午後、事務所に住民の方から電話があり、
「どの程度までバルコニーを片付けたら良いの?洗濯機は一人で動かされへんし」
という問い合わせ。
現場監督の携帯に連絡して、説明するため、すぐにその部屋へ、向かってもらいました。
事務所に、直接訪れた高齢男性は、
「妻が痴呆症で、自分が面倒をみてるんやけど・・・」
「あらー。それは大変ですね」
「ま、それは別の話で」
足場の外から、もしくは中から作業をするのか、など細かいことを聞かれたので、
前日同様、現場監督の携帯に連絡し、
「ボクがその部屋のバルコニー(の足場)へ行くので、お部屋に戻っていてくださいと、伝えてください」
「了解です!」
そう伝えると、ほっとした顔で、去っていかれました。
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この、県営住宅のたたずまいと住民の方たちを見ていて、切ない気持ちになるのは、
これが日本の高齢化問題の現状ではないかと、不遜ながら考えてしまうからでしょう。
掃除・お茶出しといった、適度な雑用。
テプラ・ラミネート・ファイリング。
CAD・エクセル。
昨日、現場監督に頼まれて、現在の玄関扉の色分けを、確認するため、初めて、3棟の上まで
エレベーターもしくは階段で上がりました。
さすが、40年以上前に建築されただけのことはある。
言うたら悪いけど、けっこう年期がいってる感じの、集合住宅だなぁと、改めて感じました。
事務所に現場監督がいない間の、留守番。これが、けっこう重要なのです。
補修工事をしている県営住宅の住民さんからの電話、もしくは直接事務所に来られたときへの対応。
そして、住んでおられる方は、みごとに高齢者ばかり。
60歳以下の方は、いないのでは?と、思えるくらい。
昨日の朝、杖をついて「ゴミ出し」に出ようとしている高齢女性がドアを開けた廊下に通りがかり、
「私も今からゴミを捨てに行くところやから、ついでやし、持って行きますよ。」
「いや、運動になるし、行きますわ」
「いやいや、ほんまに、ついでやし」
戻ってくると、玄関先で待っていてくれて、
「ほんまに、ありがとう。ヘルパーさんを頼んどんのんやけど、11時にしか、来てくれへんから」
「そりゃ、ゴミをほかす(捨てる)時間には、間に合わないですよねー」
午後、事務所に住民の方から電話があり、
「どの程度までバルコニーを片付けたら良いの?洗濯機は一人で動かされへんし」
という問い合わせ。
現場監督の携帯に連絡して、説明するため、すぐにその部屋へ、向かってもらいました。
事務所に、直接訪れた高齢男性は、
「妻が痴呆症で、自分が面倒をみてるんやけど・・・」
「あらー。それは大変ですね」
「ま、それは別の話で」
足場の外から、もしくは中から作業をするのか、など細かいことを聞かれたので、
前日同様、現場監督の携帯に連絡し、
「ボクがその部屋のバルコニー(の足場)へ行くので、お部屋に戻っていてくださいと、伝えてください」
「了解です!」
そう伝えると、ほっとした顔で、去っていかれました。
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この、県営住宅のたたずまいと住民の方たちを見ていて、切ない気持ちになるのは、
これが日本の高齢化問題の現状ではないかと、不遜ながら考えてしまうからでしょう。
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