私の株、上昇中

先週の金曜日のことですが。
まだ３～４ヶ月工期があるというのに、早々と、イケ監から
「本当に○○さんがいてくれて助かるので、ぜひ次の現場でも一緒に仕事がしたい」と
言われました。

きゃー。これって、プロポーズみたいなもんじゃないですか。（違います）
「一生、ついていきます」
と、言いそうになりました。

でも。秋頃に今の現場が終わる予定ですが、彼が次に現場監督をするのは、
どこなのか、全く決まっていません。
もし少し日にちが空くとしても、他の仕事を探さずに、待機していようと思います。

現場監督がイケメンだからという理由は抜きにして、すごく、仕事自体が楽しいからです。

「現場事務兼ＣＡＤオペレーター」は、まさに私の天職です。

今日は、イケ監の指示で、一日中「工事写真帳」を作っていました。
かなり前から作っているのですが、その続きです。

エクセルで、Ａ４縦に３枚、写真を貼り付けて、その横に工事名・工種・施工方法と場所番号を記入します。
イケ監からもらった「工事写真帳」データはマクロを組んでいるので、写真のサイズは調整する必要がなく、
写真をダブルクリックするだけでＯＫ。
その点はとても便利なのですが、困ったのは、施工方法と場所番号の記入に時間がかかることです。

もちろん、一から打つのではなく、コピー＆ペーストして、数字だけを書き換えるのですが、
何百枚もの写真なので、超面倒くさい
と相談すると、
「たぶん、何か方法があるやろけど・・・」
自分のＰＣに向かって悩む顔も、やっぱりイケメン。

しばらく悩んでくれたけど、すぐ、ヘルメットと腰道具をつけて、現場に出て行ってしまいました。

そして、私は、数時間後、自己解決。

エクセルの「MID関数」を使って、前のページの文字列から、先頭にある施工方法を表す文字を
いったん除き、あとの数字に３を足して、もう一度施工方法を表す文字を先頭につける、という方法です。

たとえば、「⓪-１」から「⓪-500」までの連番を記入したいとします。
「⓪-」は施工方法です。

「"⓪ｰ"&MID（参照にしたいセル:この場合は一つ前のページの同位置セル,3,3)+3」
つまり、３文字目以降３つの数字を取り、それに３を足すということです。

うまくできた瞬間は、事務所で一人、「やったー！！！」と、軽く小躍り。
あとは、全てのセルに、その数式をコピーするだけ。

現場から戻ってきたイケ監をつかまえて、
「聞いて聞いてー！！できたでー」

「すごいどうやって」
と、隣に座るので、解説。

「MIDなんて関数、知ってたん？」
「いや、調べてん。文字列操作の中にあるんちゃうかと思って。
　私って、天才ちゃう」

たぶん、そのときの私の鼻の穴はふくらんで、ものすごい「ドヤ顔」だったと思います。

よっしゃー！これで、今後の「工事写真帳」の制作が、格段に楽になる

エクセルの関数も、こんなふうに使えるし、
彼が苦手なワードも前職場：某市役所でマスターしたし、
JW-CADで図面を描くのも、お手のもの。

自分で言うのもなんですが、最強の「現場事務職員」と言っても過言ではないでしょう。
そりゃ、「ずっと一緒に仕事してほしい」と、言うよねー。