夫が突然、
「人生って何だと思う?」
と聞いてきた。
正直、考えたことなかった。
「私は人の役に立つような、
人を幸せにするような
人間になりたいし、
娘にもそうなってほしい。」
と、我ながら薄っぺらくて
質問の答えにしては
ズレてることを言った。
それは話しながらも
自分で気付いていた。
夫は
「俺は積み重ねだと思う。
努力すれば身になるし、
サボったらそれが自分に返ってくる。」
と言った。
その通りだと思った。
私の薄っぺらい答えより
ずっと心に入ってきた。
私はどこかで
夫のことを下に見ていた。
知識や語彙が少ない夫を
バカにしていたんだと思う。
人の役に立つ?
人を幸せにする?
そのために私は何かしてる?
何かできたことはある?
自分の、中身のなさ、
表面を取り繕っているだけ…
今までの薄い生き様を
見せつけられた気がした。
32年という短くない期間、
私は何かを努力し
積み重ねてきただろうか。
周りの人には、
笑顔でいてもらいたい。
それも結局は自分のためだ。
「君ひとり幸せにできやしないのに
誰の涙を止めてやれるだろう」
昔好きだった歌の歌詞が
心に突き刺さる。
「人生って何だと思う?」
と聞いてきた。
正直、考えたことなかった。
「私は人の役に立つような、
人を幸せにするような
人間になりたいし、
娘にもそうなってほしい。」
と、我ながら薄っぺらくて
質問の答えにしては
ズレてることを言った。
それは話しながらも
自分で気付いていた。
夫は
「俺は積み重ねだと思う。
努力すれば身になるし、
サボったらそれが自分に返ってくる。」
と言った。
その通りだと思った。
私の薄っぺらい答えより
ずっと心に入ってきた。
私はどこかで
夫のことを下に見ていた。
知識や語彙が少ない夫を
バカにしていたんだと思う。
人の役に立つ?
人を幸せにする?
そのために私は何かしてる?
何かできたことはある?
自分の、中身のなさ、
表面を取り繕っているだけ…
今までの薄い生き様を
見せつけられた気がした。
32年という短くない期間、
私は何かを努力し
積み重ねてきただろうか。
周りの人には、
笑顔でいてもらいたい。
それも結局は自分のためだ。
「君ひとり幸せにできやしないのに
誰の涙を止めてやれるだろう」
昔好きだった歌の歌詞が
心に突き刺さる。