切なさ、刹那さ

一年前の今日のこと。

今でもはっきりと思い出す。




土曜日は雨。

娘と100均で買い物して
近くのモスでポテトとパフェを食べた。


日曜日は晴れ。

気分を変えていつもと違うスーパーで
食料品の買い物をした。
チヂミが美味しそうで購入。


月曜日も晴れ。

暖かくて、薄着で妊婦健診へ。
帰りに何を食べて帰ろうと考えていたら
もう家には帰れなかった。

買ったチヂミも私の口には入らなかった。




「当たり前」は幸せであったこと。


娘と過ごした可愛くて幸せな日々。



思い出すと切なさで胸がキュッと
締め付けられる感じがする。




娘とじっくりゆっくり向き合ったのは
最後はいつだったんだろう。


娘は今の生活をどう思ってるんだろう。


寂しく思ってはいないだろうか。


娘を愛する気持ちは伝わっているだろうか。


いつか挽回できるだろうか。





一年前と比べると大きくなったけど

まだまだ小さい背中を見つめながら

手の届かない寂しさを噛み締めながら

毎日眠りにつくのです。