おはなし

まどかと息子はたまに神様の事を教えてくれます。
“今日、ドッチボールしてたら神様が見えたよ！”とか“神様は青くて光っているよ”とか…私はそんな話を、すごいね～と聞くのが楽しみ！！

2週間ほど前、私が持っている、日本の神様カードをだして、まどかに“神様とお話してみて！”といったら、カードをみながらいろんなお話を楽しんでいました。

そして昨日、プリザーブドフラワーを作って下さった方のブログに、〔お花の声が聞こえる〕と書いてあったので、先日プレゼントしていただいたお花を見ながらまどかに“声が聞こえる？”と聞いてみたら、“ママが好きですか？”って聞こえると教えてくれました。
そこで、ブログのコメントにこのことを書いたら、お返事に〔私がまどかちゃんにお花を作ってた時お母さんのお顔が浮かび上がりました。〕とありびっくり！！

まどかはこの後、“まどかが生まれてくる時このお花がこっちだよって教えてくれたよ”と教えてくれました。
まどかは、お花に導かれて生まれてきたから、おはなが大好きで絵に沢山描いているんだな～と感じたママでした。

お別れ

まどかは、今日終了式。福岡では、今年度から離任式も行われる事となりました。

中学生になり、まどかが在籍している支援学級の担任の先生、そして、小学校で4年間お世話になった支援学級の先生が今回異動されることとなり、お別れです。

まどかは3年から支援学級に在籍し、その年に小学校に来られた先生。2年前に卒業はしたものの、息子の参観があれば帰りに寄ってお話したり、絵が完成したら帰る途中に見に来ていただいたりと毎月の様にお会いしていたので、小学校に行ってもお会いできないかと思うととっても寂しいです。

まどかが絵を始める前からの先生なのですが、絵を始めてとにかく誰かに見て欲しいと
言う私の思いを叶えて下さって、夏休み作品展なのにその前に描いた絵も飾って頂いたり、卒業式の時も校長先生にお願いして職員室の前に展示させていただいたりといつもお力を貸して下さいました。

中学生になり、私自身、学業より絵に力が入りすぎていたにも関わらず、学力はどんどん伸びて、みんなの前でもお話が出来るようになったり、作業学習でも出来ることが沢山増えたのは、先生のご指導のおかげととっても感謝しています。

お二人の先生と、学校ではお会いできなくなるのは残念ですが、先生方の愛情を沢山注いでいただいたまどかなので、これからも自分の力をどんどん出していけると思います。

先生、ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

まどかをイメージして

まどかをイメージして


今月展示させていただいている吾木香さんに、絵を見に来てくださった方から、素敵なプレゼントを頂きました。

花の宝石箱　　息子のお友達のママ(Ｍさん)からプリザーブドフラワー。富士山の絵が大好きと話してくださるＭさん。まどかをイメージしてデザインを考えて心を込めて作ってくださったものです。写真ではわかりにくいのですが、真ん中の白く光っているのはバラの花でハートの形をしていて、とっても可愛いんです。周りには赤い小さなお花が沢山。まどかが白いバラで、周りには応援してくださる方が沢山いて、その方々のおかげでまどかがより輝いているように見えた私です。
グリーンのところには“大きくなったら指輪を入れてね！”とキラキラした瞳でお話して下さいました。とっても優しくて愛情いっぱいのＭさんありがとうございました。

まどかの彩　　昨年出会って、吾木香さんを知るきっかけとなったＹさんから、サンキャッチャー。〔スワロフスキーのクリスタルガラスで、まどかさんが愛と光の存在である事を感じていただく為に大切に作りました。〕と、お便りを書いてくださいました。
まどかの絵とお話をしてくださるＹさんは、私にとってとっても頼りになるお姉さん。出会ってまだ半年も経っていないのに、なぜか随分前からお友達だった様な安心感がある素敵な方です。みんなを愛で包んで下さるＹさんありがとうございました。

まどかは、こんなきれいで素敵なものを見るたびに、どんどん豊かなイメージが出て来て、心に響く作品が出来ていくような気がします。

まどか14歳おめでとう！！

今日はまどかの１４歳のお誕生日。まどかも息子も夢に向かって進んでいることがとってもうれしいママです。

昨日、息子がまどかに贈るお誕生日のカードを見せてくれました。カードには建物の絵が描いてあったので、“これな～に？”と、聞いたら、“ルーブル美術館。ねーちゃんの絵って、いつかルーブル美術館に飾られるやろ～！”と、息子。親バカの私だけが言ってる事と思っていたら、息子も同じ想いで応援しているんだとわかって、とってもうれしくなりました。
そして、今日メッセージに、“いつもやさしくしてくれてありがとう。とても大すきだよ”と書いてまどかに渡しました。

まどかは、すぐに“おてがみありがとう。にしこりけいにまけないようにがんばってください。”とお返事を書いてわたしました。

この2人を見ていて、毎日毎日勉強になっている私。親だけど子ども達がお手本であることがよくあります。

つい先日も、息子の2分の1成人式でがんばっている姿を見て、私もチャレンジしようと思ったり、まどかの絵を見てくださった方からのメッセージを読んで、私にはこんなに人の心を動かす事が出来るのだろうか？！と思って、人の役にたつということを改めて考えたりしました。

今日の出来事も、私もまどかと同じく姉でありながら、まどか程優しくないな～と思うと、まどかはすごいな～とうれしくなりました。

私は、ダウン症という障害は何なのかな？！とよく思います。告知された時は、よくわからないままに、悲しくてたまらない日が続きましたが、2ヶ月の頃しちだ校長の本を読んだ日に完全に立ち直ってからは、うれしいことばっかりです。
まどかと話して、まどかと遊んで、まどかと歌って、3年後には息子が生まれて、息子もとっても素晴らしくこんなに優しい子に育ってくれました。
まどかのおかげで、沢山の人と出会って、ホントの友達が出来て、大きな夢も見つかって一緒に進んでいることが楽しくてたまりません。
間違っても、障害を背負っているという考えはかけらもない家族です。

こんなにしあわせなのは、まどかがダウン症として生まれてくれたからかもしれません。
まどかの将来がキラキラと輝いていることを心から信じている14歳のお誕生日でした。

まどか雛

この雛人形は、まどかの初節句の時に母に買ってもらいました。7段飾りで、下のほうには[まどか雛]と名前入りの立派なお雛様です。
はじめの頃は毎年出していたのですが、この2年は出さないままに春を迎えていたので3年ぶりのお雛様です。（お母さんごめんなさい。）

1歳１０ヶ月で歩けるようになったまどかなので、初節句の頃はまだずり這いも出来ないほどでした。
週に5回は近所のダイエーへ行き、広場で遊んだり、買い物をしない日も野菜など食料品の名前を教えたりしていました。
家では、英語のＣＤを聞かせては、“まどかが大きくなって海外旅行をしたらまどかに通訳してもらおうかな？！”などと本気で思ったりしていました。

と、言う事なので、私の親ばかは0歳から始まっていたのです。
はじめて声を出して笑った時、はじめて言葉が出たとき、はじめて“はい”と返事をした時、はじめて歩いた時などはうれしくって１０～２０人に電話をして聞いてもらっていました。そのたびに、“まどかってすごいよ！なんだかすごくなりそう？！”と話していた私。今思うと、何を根拠にそこまで思えたのかはわかりませんが、いつもワクワクして過ごし続けて今に至っています。

今日、吾木香さんへ行ったとき、アンケート用紙を頂いてきたのですが、
〔まどかちゃん、この世に生まれてきてくれてありがとう。〕
〔調和と愛に満ち溢れた作品ですね。〕
〔お店に入った瞬間に色と絵のパワーに引き込まれました。〕
〔美しくエネルギーいっぱい感じさせていただいた素敵な絵。〕
〔まどかちゃんの心の豊かさが絵に表れていて、その時その時の私の精神状態をニュートラルにしてくれます。〕
など、素敵なメッセージを頂き、ホントに感動しました。
そして、私のワクワクはいつもまどかにも伝わっていて、楽しんでくれているんだな～とうれしくなりました。

今日は、息子のテニスの試合があり、息子もまどか同様、私に大きな夢と希望としあわせを与えてくれます。

ありがとう！ママはとってもしあわせです。