全てを受け入れてる弟

先月のある日曜日、まどかと私は、午後から出かける予定があり、二人でバス停に向かっていました。
すると、部活を終えた息子と5～6人の友達が帰って来てました。
私は、まどかの事をしられたく無いと言う息子の言葉を思い出し、すれ違う時も、知らない人のふりをして、通り過ぎました。
帰って来て、息子に、周りの友達って、ママと姉ちゃんのこと気づいてた？と、聞いたら、私達が息子の家族と分かってない⚪︎⚪︎と⚪︎⚪︎と⚪︎⚪︎が、すれ違う時、ガイジ、ガイジって連呼しよった！と、教えてくれました。
私は悔しさのあまり思わず、テニス部やめたら！と、言ってしまいましたが、息子は冷静でした。

私が息子の立場だったら、どうしていただろう？泣いて、怒って、イライラして、と考えると、息子って凄すぎると思いました。
子どもは生まれる前、お空の上から見ていて、あのパパとママの子どもになろうと決めると聞いたことがありますが、息子の場合は、お空の上からまどかも見えていた上で、我が家を選んでくれたと言うことは、全てを受け入れてまどかの弟として私達の息子になってくれたんだ。だから、こんな様子で居られるんだと思いました。そのガイジと言ってた友達を嫌がる事もなく、私に愚痴を聞かせるわけでもなく、今まで通り接している。

息子に心から感謝します。ありがとう。

まどかとありかのハッピー展

日時 11月28日（土曜日）～30日（月曜日）12時～18時

場所 ふくふくプラザ3F交流ひろば（中央区荒戸3-3-39）

まどかはダウン症、ありかさんは脳性麻痺の障害を持って生まれて来ました。
障害のある人のイメージは、可哀想、大変、などお持ちの方も多いと思います。私が、まどかがダウン症と告知された時、どうしよう？と思ったのも、やはり良くないイメージがあったからです。
でも、ふたりが描いた絵を見て頂いたら、まどかやありかさんの心の様子、そして、その家族の様子を感じて頂けると思います。

今回は、中学生卒業展以来、全ての絵を飾りますで、まどかの成長も一緒に見て頂けると思います。

可愛いクリスマスグッズも準備してますので、楽しみにされたいてくださいね。

まどかと息子が小さかった頃

今日は、アトリエのイベントがあったので、行って来ました。元々は、夏休みに予定されていたのですが、雨で延期になったものです。
そこに、2歳の可愛い男の子が居たので、私は嬉しくて、抱っこしたり、一緒に遊んだりしてしあわせな時間を過ごせたので、子ども達が小さかった頃を思い出しました。

息子は、2歳4ヶ月から保育園へ行っていて、まどかは4年生までは学校にお迎えに行かないといけなかったので、4年間は、16時から17時半まではお散歩タイムでした。
16時前に学校に着いて、まどかと話しながら家に帰って、さっとおやつを済ませて、2人で保育園へ向かいます。保育園の帰りは、主に息子と話しながらの30分。私にとっては、両手に花のしあわせな時間。よく、ママはふたりのママになれてよかった～と、言いながら帰ってました。
その後の2年間は、まどかのお迎えはなくなり、息子も小学生。2人とも帰ってくると、水筒とおにぎり、まどかの勉強道具をもって、息子のテニスへ行ってました。近くのバス停から15分程バスに乗り、降りたら山を30分登ります。着いたら、先にまどかのお勉強をみてあげて、終わったら息子のテニスを見ます。レッスンが終わると、山を下りながらおにぎりを食べて、またバスで帰って来てました。
結局、私は6年間も子ども達といっぱいお話しながら、お散歩と言う楽しい時間を過ごしました。

今では、まどかは17歳、息子は14歳。2人とも大きくなって全く手がかからなくなりましたが、私にとっては、逆に淋しく感じます。

私は生まれて来て、2人のママになれた事が一番しあわせだから、短くなってきた2人との時間をこれからも大切に生きていきたいとおもいます