超低歪探求

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超低歪探求 no407 AG15A&B

2016-10-08 07:01:10 | 日記
周波数設定が複数ダイアルで設定する発振器ではステートバリアブル型でも
ザルツア型でも上位桁と2番目の桁で設定するのでは歪みが異なる
(1KHz設定で1000X1or99+可変で1の位を使用しない)
図490..実線=1の位のみで設定。点線=2~3~4番目の位で設定

1Hz迄グラフは伸びていますがAG15は1Hz何の問題なく発振出来ます
図では4Hz以下はノッチフィルターで測定、100KHzも(市販の歪率計では発振器に負ける)
図中のAG15B実線の歪みはおそらく調整すれば15A同等になる(暇を見て)
15Aと15Bのシャーシ内は殆ど同じで主増幅器はデイスクリ-トで
同じ回路が3個連結し東芝の2SC2240.2SA970.NECのメタル型デユアルFET
が見える. 増幅器は±30V動作
この製品は同社725シリーズのコストを鑑みれば高すぎる。
(多分部品原価はケース除けば10万円掛っていない)
松下がVP7214Aで半額以下で3倍の部品点数
ついでに言えば100KHzの歪みは30年以上前の7214Aが負けていないし
40年以上前のYHP4494Aの100KHzはAG15Bに負けない(私の手持ちで)

シバソクは部品が全部購入しなくてはいけないが松下は大部分
グループ内の企業から調達できるからコスト低い?(松下はもう無い)