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旅立つ君へ

職場の先輩が亡くなりました

急なことでびっくりしました

年は40代半ばで同年代といえば同年代で
気さくで仕事ができて頼りになる先輩で
なんなら7月の日記にチラッと登場して
いたのを今見つけてしんみりしました

いっしょに働いていた時は
助けてもらってばかりいたので
かなしいです

いまは別の店舗に勤務していたのですが
一人暮らしだったので
出社しないのを上司が心配して
自宅に近い店舗(=私の勤務地)のひとが
アパートを訪ねたら返答がなく
然るべきところへ連絡をとりながら
警察の方にもきて頂き
部屋を開けたら亡くなっていたそうです

聞けば数日前から具合が悪そうに
していたそうですが
全く知りませんでした

なんならつい半月ほど前には元気そうに
健康診断を受けに来ていて
久しぶりだったから
なんかお話したかったけど
「雨降りそうだから帰るねー」って
颯爽と帰っていったのを覚えています

わたしが忙しそうに見えて
気を遣ったのかもしれません

まさかもう会えなくなるとは
思いませんでした

そういうことはあるのだと
知っていましたが
あまりにも早過ぎて
受け止めきれずにいます

時々、社内で
販売実績というかいわゆるノルマ達成みたいなことをすると
景品がもらえることがあるのですが
そういうのでもらったものを
気前よく譲ってくれたりしました

にこにこしながら「俺使わないから」って
ほいっと置いていってしまって
わたしが遠慮するのもお礼も聞かないで
いなくなってしまう様な人でした

そんな感じで先輩がくれたギフトカードが
たまっていたので
先日出先でたまたま見かけて一目惚れした
かわいい財布を買ったばかりでした

一目惚れしたけど即決できなくて
もう一回行って買いました

見てもらうことも
自慢することも
お礼をいうこともできないのですね

でもそんなことでしょげていたら
笑われてしまうかな…

出棺の日の空は
白い雲間から少し晴れ間が見えるのに
わずかに小雨がぱらついていました

その場には行けませんでしたが
時間は知っていたので
仕事が始まる前に
外でしばらく空を眺めていました

雨はいつのまにか止んでいて
昼間にはまぶしいくらい明るい空に
なりました

晴れると極楽に行けるというような説も
あるみたいです

ただの感傷かもしれませんが
せめてそうであったらいいなと思います

ありがとうございました


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