今、左と右どちらの足に多く体重がかかっているかわかりますか?
座っている人はどちらのお尻に重心が寄っていますか?🙂
どちらでもいいし、だいたい均等でもいいのですが、それこそが内なる体の感覚です。
体の感覚は感じ方が人それぞれ違うので、外からはわかりません😌
答えは自分しか持っていないということです。
「自分の感覚を頼りにする」クリパルヨガではそのことをとても大切にしています。
エビデンスに基づく知識は必要なものです。
でもどれだけ解剖学の知識があって、筋肉の名前や働きを熟知していたとしても、
最終的に役に立つのは「自分の感覚」なのです。
でも初めからその感覚がすぐ掴める人ばかりではないと思います
車を運転する時に、ハンドルをどれだけ回せばタイヤの角度が何度傾いて、車が何度曲がるかを考えながら運転している人は多分いません。
そんなことばかり、真剣に考えていたら事故ってしまいます。
車を習い始めた時ははわからなくても、繰り返し運転の練習をするうちに、だいたいハンドルの感覚が掴めてくるんです。
このぐらい回したら右左折できる、もっと回したらUターンできるな、とか。
ヨガで感じる体の感覚もそれとよく似ています。
少しずつ丁寧に自分の内なる感覚に注意を向けて、体と相談しながら動く練習をするんです。
そうすると自分の体の癖や、柔軟性にとどまらず、思考パターンさえ見えるかもしれません。
私達は、一発でポーズを上手に決めるためにヨガをしている訳じゃなくて
「自分の感覚」は頼りなる、
体だけじゃなく、直感や願望にも繋がる
「自分の思い」に気づく練習をしているのです。
ヨガは、ヨガマットを離れた日常の世界を
よりクリアに見るためのものです。
普段の日々を自分の感覚で生きる事、
それをクリパルヨガは思い出させてくれるはずです。🙂🙂
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