サイパン大好き日記♪ - サイパン メイダイブ 1968

1968年より営業中のサイパンのダイビングショップです!サイパン&ダイビング大好き!!海&陸ネタをブログにて発信中♪

12月11日 サイパンは晴れ。

2006年12月12日 15時22分15秒 | Weblog
昼までゆったり寝てました。その後はメルマガ発行などして・・・気がつけば、12日になっていました。夜型の生活になる悪循環にハマッテます。実際に早起きすると頭の回転が良いので、諸々の仕事が早く終わります。「わ~か~っちゃいるけど、やめられない♪」って歌が頭の中を流れてきます。まずは早起きの生活を身につけて、ダイビングのことだけを考えて楽しむ時間を作る努力をします。リエでした。

オマケ:NHKで立て続けに「海に関する番組」を見ました。

まず、「クイズ日本人の顔」に出演されていた水中写真家の中村征夫さんについてです。番組後、中村征夫さんは「良い人だ!」と思いました。シゲさんの話によると、「すっごい昔だけど、水中写真家になる前にサイパンへ遊びに来てたよ。初めて北島列島へ行ったときにも一緒に潜ったよ。良い人だよ。」とのこと。

中村征夫さんは生き物を撮影する前に、必ず海の中を掃除しているそうです。私達もゴミを捨てない、ゴミを拾うで見習いたいです。 実は今まで「なに?この番組!ブツブツ・・・」と文句を言っていましたが、見直しました。笑。

また、水中カメラを使用される皆さんに役立つ情報を入手しました!

水中写真家が実際に使用している安くて簡単なハウジングの応急処置を紹介していました。ハウジングに穴やヒビができてしまって、「これじゃ、水中写真が撮れないよ・・・。」と言うときに便利なものがあります。それは「マニュキュア」です! 爪に塗るあのマニュキュアです。ヒビのところに塗りこんで乾かして潜れば、その日の水中撮影をなんとかこなせるそうです。これからマニュキュアを持ち歩こうかしら???
 ※この応急処置は個人の責任で行ってください。

もうひとつは、「科学大好き土曜塾」です。深海についてわかりやすく解説していました。・・・深海の生き物は興味深いものばかりでした。 さて、この番組の受け売りですが、皆さんにクイズを出します。

「深海とは何mから深海と呼ぶのでしょうか?」 

真っ暗な海?日本で水深50mは真っ暗な海でもサイパンの海は明るい。 それとも太陽の光が届かない世界? 水深1000mくらい? 世界で一番深いマリアナ海溝くらい? 500m? 2000m? 10000m? 深海は200mから深いところだそうです。私達が楽しんで潜れる水深ではないのですが、いつかファンダイブで行くことができる時代がくるかもしれませんね。「深海=宇宙?」 好奇心をそそられます!

きっと日本で生活していたらご縁のない番組だったと思いますが、思わずメモを取りながら聞き入りました。

サイパンメイダイブ1968のサイト→http://www.meidive.com/

サイパンポイント情報 12月10日号

2006年12月12日 10時10分18秒 | Weblog
日 時 :12月10日
場 所 : ミクロネシア・サイパン
ポイント :グロット
天 候 : 晴れ、くもり、にわか雨。
 風 : 東 6m
波 高 : -m
気 温 : 28℃
水 温 : 28.7℃
透明度 : (↓)30m
透視度 : (→)30m
I N : 6:28
OUT : 7:10
潜水時間 : 42分
MAX : 深め
AVE : 深め
撮影 :コボリケンイチさん

コメント : マツオリエ

台風22号の「素」だった低気圧があった影響などで、ずっと強風続きの一週間でした。

台風22号自体はパラオの近くで台風となったのですが、サイパンはその後も強風続きで・・・潜れるポイントの制限を受けました。

そのなかで年に数回お越しの方、一年に一度のダイビング合宿の方、初めての方、それぞれにサイパンの海へ想いを寄せてご来島されています。

なんとかお客様のリクエストに応えようと頑張りましたが、なにせ自然が相手なので思うようにいきません。

「サイパンへ行ったらグロット!」と心待ちにされている方には、実際に海況を見て「安全にダイビングできる海況ではない。」と納得していただくしかない状況が続きました。

ガックリのお客様には「ぜひ、次回の楽しみ!」にしていただきたいと思います。

さて、本日のサイパンポイント情報です。

この2日ほどで風が弱くなり、「潮が低い時間を狙えば潜れるかも!」と言う感じになってきました。

もともと早朝グロットが大好きの方のリクエストが入っていましたので、こちらとしてもグロットをご案内したい気持ちでいっぱいです。

前日のグロットでは「グロット内側のプールが真っ白で無理。外洋も波が立ってスゴイ。早朝の時間でも厳しいかもしれない。」の状況でしたので、はじめから「ダメモト」でグロットへ向かいました。

毎日更新にも書きましたが、展望台からグロットを見ていても暗すぎて見えないため、階段を降りて波の様子を見てきました。

トータル20分以上・・・真っ暗なグロットを眺めていたと思います。お客様はグロットの経験が豊富で落ち着いて潜れる方ばかりです。

また、波の間隔はあるものの時折大きな波が来るので、タイミングをしっかり見ていけば大丈夫!と潜る判断をしました。

問題は大潮で急激に潮が満ちてきます。満潮に近づいてくるなかで大きな波がやってくることを警戒して、時間は短めに潜ろうと決めてダイビングをしました。

雨が降っていたせいで夜のように暗かったのですが、雨が止み少しづつ明るくなってきてからのエントリーです。

もうすぐ冬至で日が昇るのが遅いのも原因ですが、いつもの潜降開始より30分遅れてダイビングをしました。

「さぁ、どの穴から外洋へ出ようかな???」と考えていたところ、人気の「ヘルフリッチを見たい!」とリクエストがあり、一番近づきやすい穴から出て深場へ行ってきました。

しかし、朝早すぎて、まだ姿を見せてくれませんでした。

「まだ、お休みタイムよね。」と思いつつ、通常の1ダイブ目の時間に会いに行くのが、一番キレイな姿で高い確率にて見られると思いました。

今回ヘルフリッチを見られなかった皆様、「グロットで潜れただけでもラッキー♪」とお考えいただければ幸いです・・・。

その分、大きなロウニンアジ、大きなオニカマス、大きなイソマグロが近くで見られました。

大物に遭遇するたびに「おぉ~!」と叫んで大騒ぎしていたので、エアの減りがいつもより早い感じがしました。笑。

さて、早朝グロットのメインと言えばカメです。穴を抜けて外洋に出たときに1匹、浅瀬へ戻ってきて1匹・・・ちょこちょことカメが現れます。

このダイブで一番すごかった1分間は・・・2匹目のロウニンアジを見つけたお客様が皆に存在を知らせていると、その横からカメが現れ、さらに大きなオニカマスが波に揺られて浮いていて、私が「皆しっかり見ているかな?」と振り返れば、ダイバーに大接近してくるカメがいたときです!

寝ボケているのか? 私達が仲良く大騒ぎしているのがウラヤマシイのか?

本日の画像は・・・流されないよう岸壁にしがみついて動けないダイバーのもとへ、ぶつかる勢いで近づいてくる瞬間を撮影した1枚です。

薄暗い早朝のグロットで、カメの手が「バッシ~!」とダイバーにあたりそうな場面を想像してみてください。

潜っていなくてもワクワクしませんか???

この時点で大満足の一同です。いつもならもう少しネバって潜っているところですが、無事に岸へ上がらなくてはいけないので、急いで穴の中へ戻りました。

ゆった~り穏やかに寝ている大きいネムリブカを見ながら、大きい波に遭うこともなくエキジットできるように願いながら、早々に引き上げました。

エントリーする頃からガイドが何人もグロットチェックをするため展望台へ来ているのが見えました。ずっと潜れない海況でしたから、「今日こそは!」と早起きされたのでしょう。(その気持ち、わかります。)

実際に潜ってみて、波の強さ大きさを見ていると、大潮で満潮の日中は潜るのが厳しいと感じたグロットでした。

無事に早朝グロットを終えて、2ダイブ目の準備をしていると・・・美しい半円の虹が見えました。虹の7色がハッキリと見えて、大満足のダイビングに華を添えてくれました。

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