日 時 :12月23日
場 所 : ミクロネシア・サイパン
ポイント :ラウラウビーチ
天 候 : 晴れ
風 : 東 5.7m
波 高 : -m
気 温 : 32℃
水 温 : 28℃
透明度 : (↓)30m
透視度 : (→)30m
I N : 10:41
OUT : 11:40
潜水時間 : 59分
MAX : 16.4m
AVE : 11.6m
撮影 :マツオリエ
コメント : マツオダイスケ
今週は風が強く、各ビーチ荒れていました。天気は基本的に晴れているのですが、雲が覆いかぶさったり、スコールが降るなどハッキリしない空模様でした。
海のほうはと言いますと、グロットはエントリー岩まで波が被るほどでかなり厳しい状態でした。
オブジャンは波があり、リップカレントも強烈です。グロット&オブジャンはもう少し様子を見たほうが良さそうです。
ラウラウは波が少し立っていて、手前のほうは濁りがありました。コンディションはあまり良くありませんが、十分に楽しむことができます。
本日は全員がカメラを持っておりましたので、「生き物捜索隊」を結成してラウラウへ遊びに行ってきました。
風が弱くなっていたのもあり、先日より波も濁りも治まっていました。 左からエントリーしたのですが、透明度は右側よりも良好です。自然にできたアーチくぐりを楽しみながら、沖へ向かいます。
捜索隊全員で小石をひっくり返していると、カワイイ生き物に遭遇することができました。(石をひっくり返す際には、石の裏や影に隠れている生き物が魚などに食べられないように注意が必要です。)
本日の画像でもある、卵を抱えたキンチャクガニです。
手にはカニハサミイソギンチャクを挟み、敵が来るとそれを突き出し威嚇して身を守ります。その様子がボクサーに似ていることから、英名でボクサークラブと呼ぶそうです。
また、イソギンチャクが応援のときに使うボンボンにも見えるため、チアガールとも呼んだりします。
以前から疑問だったのですが、「広大の海からどうやってイソギンチャクを見つけるのか?」という事です。
ポイント情報を更新するにあたって少し調べてみましたが、どうやってイソギンチャクを発見するのかは謎のままでした・・・。
さて、このキンチャクガニ、卵を抱えているのにもかかわらず隠れる場所のない砂地まで飛び出してくれました。
僕らを敵と認識していないのか、怖気づいたのかはわかりませんが、手は折りたたんだままです。
本来ならば手を伸ばして「私、イソギンチャクつけてんのよっ!」と言わんばかりにイソギンチャクを振りかざし威嚇します。
写真的には手を伸ばしているところを撮影したかったです。これは人間のエゴですかね・・・。笑
なにはともあれ、おりこうさんの個体でした。 他にも、全く動じないセムシカサゴとにらめっこ・各種ハゼ・ウミウシ・カメとみんなでたくさんの生き物を見つけることができました。
沖へ出ると透明度も良く、遠くまで見渡すことができました。 締めは定番のアジ玉です。透明度の良いところで回っていて、大きさも程よく写真を撮るシチュエーションには「もってこい。」でした。
来週は今年最後のポイント情報です。
海況のこともありますので、どこのビーチで潜れるかわかりませんが、初日の出ダイブに向けて海も安定してほしいです。
それでは、また来週。 メリー・クリスマス!
最後になりますが、1月以降のご予約に空きがあります。どうぞ楽しいサイパンダイビング旅行をご計画ください。
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