大好きなフレッドさんボートに乗って”インリーフ”で潜ってきました♪
先日潜った時にはエイが20枚以上群れていたので・・・ガイドとしてはたっぷりの色気?エイ欲?を出してしまったようで・・・う~ん、7枚か。
ウネリが強い中で頑張って泳いでエイを見に行っているので、エイがゼロよりは全然マシです。しばらくすると優雅に浮いていたエイが急にアクロバティックに動きました。「もしかして?!」とよ~くエイを観察するすると・・・
マダラトビエイが大嫌いなコバンザメがくっついていました。あっちのエイ、こっちのエイ・・・と節操なく乗り換えて、エイも我慢しきれなくなり「ダイバーの所へ行けば?!ダイバーにコバンザメを渡せるかも?」とメイダイブチームに大接近してくれるのでした。←ラッキー♪でもコバンザメはこちらに来てくれない。泣。
また沈船くぐりを楽しんでいると、ボートでご一緒したガイドさんが「こっち!こっち!!」と呼んでくださいます。「何だか良いモノを見せてもらえるらしい
」と呼ばれる場所を見に行きますと・・・久々に見たコールマンウミウシ(たぶん)でした!!!
さらに進んでいくと同じガイドさんが物凄い勢いで呼んでくれます。再び「えぇ~、何?何??」と、その指の先には・・・
2匹のヒラムシがクネクネクネクネと活発に動いています。泳ぐのが得意なヒラムシですが、沈船に張り付いてクネクネしているのはとても珍しい現象です。
よ~くよ~く観察するとオナカ側から「白いYの字」みたいなモノが出ています。2匹とも出しているので・・・もしやヒラムシの交尾(もしくは交接)?!と魅入ってしまいました。
マツオ姉のダイビング人生で「こんなの見たのは初めて!」です。←大絶叫YAHOO!!
ウミウシに比べるとかなり地味な色合いのヒラムシですが、もしかしたらウミウシと同じ雌雄同体なのかもしれない・・・と考えインターネット検索してみました。
すると・・・
ウミウシにとてもよく似ている扁形動物「ヒラムシ」の交尾システムは、とても面白い仕組みになっています。両性具有のヒラムシは変幻自在にオスにもメスにもなれるのです。
どのように役割分担を決めているのかと言うと、まずはお互いの陰茎を武器に相手の背や腹を刺し合う試合を開始します。この試合に勝ったものがオス役として精子を強制注入、負けたほうがメス役として注ぎ込まれた精子を受精→産卵に及びます。
・・・そうだったんだ。ガッテン!ガッテン!!
時間にして5分もかからない一連の作業?戦い?でしたが、いやいや珍しいものを見ることができて良かったです。次回はお礼の珍しいモノをお返ししなくては・・・な~んて、いつも必死に生き物探しているマツオ姉でした。笑。
ご一緒されたヨシイさんご夫妻、ありがとうございました!!
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