評価4
再読(前回2017年2月23日)。
県立橘一高は東大に毎年10人が合格するほどの県下一の進学校。高校入試の当日、「入試をぶっつぶす!」の貼紙が試験会場に貼られ、試験の最中には受験生の携帯電話が鳴り出し、ネットの掲示板ではその模様が余すところなく実況され始めた。しかも、新任教師の春野杏子をはじめパニックに陥る教師たちに追い打ちが・・・全部回収したはずの解答用紙が1枚足りないのだ。対応に苦悩する学校側と抗議に訪れる父母たち。
学歴社会のひずみと地域に根差す名門校の姿をえぐり出した力作!
自分の身に置き換えて読んでみて、いろいろと考えさせられました。
高校入試に挑んだウン十年前が思い出され懐かしかったです!(笑)
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