評価3
再読(前回2019年2月24日)。
第106回(1992年)直木賞受賞作品。
表題作の「緋い記憶」をはじめ「ねじれた記憶」「言えない記憶」「遠い記憶」「膚の記憶」「霧の記憶」「冥い記憶」の七篇からなる作品。
いずれも人間の記憶の曖昧さとミステリー(ホラー?)を組み合わせた作品で正直言って読後感はあまり良いとは言えない。そして、何故かスラスラと読めない。どこかが引っ掛かる感じでけっこう行きつ戻りつ・・・何故なのだろう?いろいろと考察はしてみたのだがよくわからなかった。
盛岡のいろいろな所が登場するので、盛岡人としてはとても臨場感があってうれしいはずなのだが・・・?う~む、たぶん私と相性が悪いんだな、こりゃ~(苦笑)
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