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評価4
豊臣家堅守を天命とする佐和山の三成が密使を各地に放ち陣営の囲い込みに突き進む中、大坂入りした家康は周到な謀略によって豊臣家乗っ取りに着手してジワジワと勢力を拡大。そして、ついに上杉征伐を名目に東征を開始して三成側の勢力おびき出しに成功し、小山評定にて多くの旧豊臣家臣諸侯を自軍に引き入れて東海道を西へ登り始める。
東につくか?西につくか?
有力諸侯の虚々実々の駆け引きが面白い。
中でも、小山軍議における福島正則の第一声がこの巻のハイライト!
諸侯の紹介に割かれる頁が多くて関ヶ原へ向かう流れが「一気に」とは行かないところが気になるが、いよいよ決戦へ突入!「寝返り」「日和見」その筆者の描写は如何に!?
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