ひとたびはポプラに臥す３ー宮本輝

評価3

再読（前回2017年6月7日）
シルクロードに鳩摩羅什の足跡をたどる旅第三弾は、トルファンから羅什の生国だったクチャ（亀茲国）まで。

息子のダイや通訳のフーミンちゃんと喧嘩しながら進む旅は、全然旅の楽しさやシルクロードの雄大さを感じさせてくれないが、クチャの女性の美しさ（表紙）には目を奪われる。世界に名だたる美人の産地のようだ。

なお、通販で取り寄せたこの中古本の71頁に四葉のクローバーがとじられていたことを再び思い出して感慨を新たにした私であった！