フォトン〜内なる光〜光子〜光の粒子〜細胞が放つ光。
数年前、家族で動物園に行った時のお話です。
その動物園ではホワイトタイガーを飼育、展示しているのですが、そのホワイトタイガーのガラス張りの展示室の前に立ち止まった時のことです。
その展示室には、りゅうくんという、年配の、病気を患って足が不自由なホワイトタイガーがいました。
りゅうくんに会うのはその年が初めてではなく、何度か会ってはいたのですが、その時初めて、りゅうくんから溢れ出すエネルギーを感じとりました。
りゅうくんのエネルギーは満身創痍の肉体とは反対に、とても強くてパワフルで、大きく広がり、そして神々しい光を放っていました。
そのエネルギーを受け取りながら、私はただただ感動し、涙が込み上げてきて、そこを動くのが勿体無くて、子どもたちに呼ばれるまで、そこにずっと立ち尽くしていたように記憶しています。
そんなことがあってから約3週間後、りゅうくんが永遠の眠りについたという記事を新聞で読みました。
その記事を読んだ時、私がりゅうくんから感じとったエネルギーは、肉体から離れつつあるりゅうくんの魂から漏れ出ていたエネルギーだったのかな、と、その時はそう思いました。
それから何年も経ち、「経絡をつなぐ」の著者で、バイオフォトンセラピストの有賀雅高さんのメールレターの中でフォトンについて書かれているものを読みました。その記事を読んで、私が何年も前にりゅうくんから感じ取ったエネルギーは、フォトン=細胞から放たれる光、で、りゅうくんのエネルギーのパワフルさは、生命が終焉を迎える時に生じるエネルギーの増幅と放出によるものだったのかもしれない、と思うようになりました。
有賀さんによると、星は終焉を迎える際、爆発を起こすそうです。物凄い量の熱量、フォトンを惑星内に溜め込み、放出して爆発するのだそうです。
そして有賀さんは同じような現象を、クライアントさんを通して体験されたことがあるそうです。
りゅうくんを通して、そして有賀さんの記事を通して、星が生命を終える時、地球上のものの生命が終える時、どちらもフォトンの増幅と放出という同じ現象が起こるということを知り、なんだか胸が熱くなりました。また、私たち自身が光を放つ存在であるということも、とても感動を覚えました。
最後に、私たち自身が光を放つ存在である、ということが腑に落ちてからやっているエネルギーワークをシェアさせていただきます。
自分の内から溢れ出たエネルギー=フォトンを自らの細胞の隅々に染み込ませ、自分自身を癒すワークです。
自分の内側から溢れる光を感じてみてください:
①まず、呼吸を整えます
②目を閉じて、第3チャクラ=みぞおちのあたりに意識を向けます
〜ここからイメージを使っていきます〜
③みぞおちの中心に大きな穴があくのをイメージしてください。
④みぞおちの大きな穴から、まばゆいばかりの光が溢れ出てきます。
⑤その溢れ出た光であなたの身体全体〜頭頂から爪先まで〜を包み込んでください
⑥その光があなたの身体の細胞の隅々に染み渡っていきます〜この時、じっくり、ゆっくり時間をかけて、光のエネルギーが細胞の隅々に吸収されていく感覚を味わってください〜
※呼吸止めないように気をつけてください。
⑦残りの光を足裏から地球へと流していきます。
〜地球にも光の癒しのエネルギーを届けます〜
⑧最後に大きく息を吐き切って、目を開けてください。
あなたは光を発する存在であり、光そのものです。