麺家一清~男のラーメン道~と~空手道~

仕事のらーめんと趣味の空手のお話

【所在地】福岡県福岡市中央区荒戸1丁目8-5(地下鉄大濠公園駅から徒歩3分)

友人

2013年01月31日 | 日記
昨日友人の居酒屋に仕事が終わって相談に行きました。彼とは高校生の時からの友人です。高校時代は俺の方が少し頭もよかったはずですが、社会人になるころには逆転してました。彼とは高校を中退して同じ職場でも働きました。ホントにいつもいつも一緒でした。彼はいわゆる石橋を叩いて渡る性格で、きちんとしてて何事も計画性を持って行動します。俺は昔からなんとかなるさタイプでした。将来お互いが店を持った時その差が歴然と表れるのです。ある日、職場から近い弁当屋さんに一緒に買いに行きました。「のり弁下さい!」俺は「またお前それ食うと~?じゃ俺デラックス弁当♪」彼はその当時、何かは忘れてしまいましたが、欲しいものがあり、その為にいつも安いのり弁だけ買ってました。何にも考えてない俺。一生懸命その欲しいものを買うために我慢して安い弁当を食べた彼。後にその友達が苦労して手に入れた時、とても羨ましく「い~な~(ー_ー)!!い~な~」とブツブツ言ってたのは言うまでもありません。それが現在にも生かされているのです。彼は俺から見たら成功者の一人であり誇りに思う友人の一人です。その名は・・・みっちゃん。これからも色々頼むね~♪

牛のよだれ

2013年01月30日 | 日記
ある日お客さんがこんなことを教えてくれました。「商売はね、牛のよだれのごとダラダラとやっていかないかん」と・・・。一気に駆け上がって苦労を知らなかったら、落ちた時立ち直れないと。今ダラダラとコツコツとやっているつもりですが、毎日が不安との戦いです。でも不安に負けないよう今日も頑張ろう♪

うぬぼれ

2013年01月28日 | 日記
少しずつだけど慣れてきたある日、今日も頑張ろうと意気込みだけは熱く構えていました。ガラガラ~扉が開き元気よく「いらっしゃいませ!!」客「あの~すみません・・・」と言いながらトイレに入られました。それなら何も気にしません!それから出て来たと思ったらそのまま出口から出て行きました。あれは悲しかったです。こんなお客さんも・・・入ってくるなり、「うどん食わせろ!」「へ!?」「うどんたい」「あの~すみません。うちラーメン屋なんですが・・・」「は?ならよか!!」と帰っていかれました。今も何とか意地でも続けていけてる理由の一つが、ある日の昼過ぎの時間・・・ほろ酔いのお客さんが入ってきました。たまに来るお客さんだったので普通に接客してたのですが、いつもより機嫌が悪かったのか、「らーめん」「はい!何にしますか?」「何でもいいったい!くそマズイらーめん食いたくもないばってん客がおらんけん食いにきてやっとったい」「たばこ吸うけん灰皿!」「あ!すいません!うち14時まで禁煙です」「は~?お前がそげなゆうずがきかんけん客のこんったい!」その時の怒りと悔しさは一生忘れないでしょう。裏の厨房で涙が出てきたのを必死でぬぐいました。うぬぼれとったらつまらん。常に前進しようと決めました。くそマズイとかもう二度と誰にも言われないようにしようと・・・。

世の中そんな甘くない

2013年01月25日 | 日記
オープンするにあたり、ご近所さんに挨拶まわりにいきました。応援してくれる人ばかりじゃありません!!いきなり「わたしゃ許さんけんね!ラーメン屋やら絶対許さんけん!!」とか、「どうせすぐ潰れるったい」とか、「挨拶は玄関先でいうんやなくて中まで来てから言わんかい!」とか散々言う人もいました。最初やる気満々でいた分、この先大丈夫やろか(・.・;)と不安になったのを覚えています。皆が皆、賛成し応援してくれる訳じゃないんだ。世の中そんなに甘くないんだとその時初めて思いました。いよいよオープン当日。そりゃもう、どうせ知人、友人がチョロチョロっと来るくらいやろうけん、スープもちょっとでいいやろと余裕こいてたら、ご近所さんやら噂を聞きつけてわざわざ来てくださった方々で大盛況でした。大盛況というと聞こえはいいですが、店の中はガチャガチャでした。夕方前にはスープなくなってしまい、オープン三日間は、全くお客さんの顔を見るどころか、どうやって一日一日が過ぎたのかさえ覚えてません・・・。今でもオープン当初からずっと来てくださってるお客さんもいらっしゃいますが、ホントあの時は、皆様に多大なご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫び申し上げます。ホントすみませんでした。。それからしばらくして、落ち着いた頃こんなこともありました・・・

スタート

2013年01月23日 | 日記
まず店探し・・・。これが一番大変でした。お金さえあればどこにでも出せるしどんなお店にも出来ます。しかし俺は金もなければコネもない。一からのスタートでした。まず毎日パソコンで物件探し、それから仕事終わって遠回りして探し回ったものです。いいとこって当たり前ですが家賃高かったりで全く話にならなかったり・・・。しかし親友のみっちゃんに言われていた、諦めずに探してたら絶対、物件の方から寄ってくるって言葉を信じて探してました。そしたらなんと・・・ありました!見付かりました!家賃が最初より安くなったり他の方が決めかけてたのに諦められたり。今現在俺が借りれる物件はここしかないと。とにかく全てが俺の歯車が回り始めたみたいにうまく行きだしたのです。今思えば不思議な感覚でした。最大の難関だったお金の借入もクリアできて・・・。ここでも色んな人に助けてもらいました。前の会社の山下さん、それから不動産の山下さん。工事を受け持ってくれた同級生の植君。おりちゃんも。皆さんのお蔭でお店をスタートする準備が出来ました。さあ皆の力を借りてオープンさせるんだ!!俺、頑張るけん!!・・・