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涼風的な防災

2014年09月01日 | 防災

今日は防災知識としてではなく、涼風的に想定していますかという問いかけをしたいと思います。

ただし、あくまでも身近なことについての問いかけです。

 

 

先ずは「防災の日」の制定された理由ですが、大正12年9月1日に発生した関東大震災にちなみ、警戒を怠らない生活を継続する目的で制定された日が防災の日とされています。

 

細かなことを今回は省略して、“四季とおかれた環境”をポイントとしてお話します。

 

●行動の原則

先ずは“自分の身を守る”ことを優先とした行動についてです。

とっさの場合を除き、自分の安全を確保することで“他の人”の安全を確保できるのです。

自分の身を投げ捨てても、誰かをという行動は否定もしませんし肯定もしません。

私は守ると言うことをどこまでがベストとせず、“守りきる”かをベストと考えているだけのことです。

 

あまり引き合いには出したくないのですが、自治体からの避難勧告が出た出ないのことより、自分の目の前で“今”何が起きているかについて“自分の判断”を信じた行動をして欲しいと思います。

有事即応の原理です。

また、自分で“危ない”と感じたらそれは危ないのです(知識も必要ですが)。

その周辺の安全な場所に移動することがベストです。

“危ない”と感じたときに“何かの対策”を施すことは、ほぼその時点では“時既に遅し”です。

そうなる前に出来ることはやっておく、準備することが重要です。

狭い地域でも状況は全く異なりますので、他力本願では大変なことになります。

これは群集の心理を惑わすものではありません。

何の情報も無いとき、またはその情報があった場合でも、そこにある“災害”を直視してこの先のことを想定する必要があるということで、そこから少し離れた誰かの継続した情報を頼りにしても時間との勝負の場合、間に合わないことがあるということです。

何年か前、そのような判断として行動して下さいと、変化したのはそのあたりの理由からです。

 

●避難場所をいくつか想定する

避難場所は1つだけでは大変なことになります。

そこまでたどり着けないこと、たどり着いても機能していない場合もありますから、自治体で配布している“災害マップ等”を入手してリュックの中等に入れておくと助かります。

 

 

●避難場所までどうやって進むのか

ここは重要ですから検討することをお勧めします。

 

①道路があると考えてはならない。

道路が起伏、陥没して歩くことが困難かもしれません。回り道等ルートだけでなく環境を含めた他の道を知る必要があります。また、電柱や家屋が倒壊して道路を閉鎖しているかもしれません。

靴も丈夫なものを用意することをお勧めします。

 

②空気中の濃度 

すべての状態が融合して“空気中”にチリ、埃、煙、熱等が浮遊します。空気中に煙が漂うとどうなるかを知らない世代の子達は前すら見れず、二次的な被害により受傷するでしょう。

また、煙には直近であれば“熱”が含まれ、真理的な圧迫感を更に受けてパニックになるでしょう。

簡単なゴーグル、有害物質を吸っても緩和されるマスク等も是非、用意して下さい。私はこれの有無で何かを左右することになると考えています。

これらは比較的安いものが流通していますので、手に入りやすい時期に購入すべきです。

 

③被災した時季

用意するものの1つとして、NASA等のペラペな熱遮蔽シートがよいとされています。

これらは便利なものです。

でも、これで移動したり出来るのでしょうか。設定はじっとそこにとどまることしか出来ない場合のレスキューグッズだと私は思うのですが。

是非、冬だったら外でずっといられることを想定した服装。夏だったらどういう服装ながベストかを考え、蚊等の虫もいるので長袖も用意するべきと考えます。

虫除けはそんなに効果はありません。

蚊の対策を考えるのであれば虫が中に入らないような対策をお勧めします。

簡易テントの虫除け付き等がそれにあたります。そこまで必要なく、耐えられるのであれば問題としませんが、蚊に刺されただけで普段どうしているのかを考え、それが爽快なのか不快なのかを考えたら分かると思います。

天気も風が強かったり、雨が降ったりと刻々と変化します。風や雨にあたると体力を奪われます。何百円の雨合羽は一時の対策だけです。歩いて避難場所まで行く途上で使い物にならないことをはっきり言っておきます。

特別高いものを用意して欲しいとはいいませんが、暴風対策、ある程度の雨除けと、可能であれば蒸れから開放されるような品質のものをお勧めします。

釣りや登山で使用されているものは、それらを想定した作りになっており、非常に丈夫です。台風が上陸しても誰かさんが実験していますので、その効果は間違いありません。

 

 

④サランラップを持て

箸やお皿、使った後、水が無いのにどうするのか。使い捨てを期待してはいけません。そんな時、サランラップをまいたり、覆ったりして使用するのです。

 

 

⑤ヒエピタとホッカイロ

常備薬等も備えあれば憂いなしですが、なにより、ヒエピタとホッカイロは生命を左右します。

夏を想定すると、クーラーなしの大勢集まったところで、どのくらいいなければならないのか。これを考えたら、寝付けないと体力と気力が奪われてしまいます。そんな時、このアイテムが便利と言うことです。

 

 

⑥準備した物の使用方法

色々準備しても使い方が曖昧だと意味がありません。一年に一度でいいので家族とまたは一人でも結構ですから1日でいいからそれで生活すると、何が必要で何が問題かが分かりだします。

この辺が自分を信じて行動ということです。

 

 

⑦どこに避難?みんなと直ちに行動するの?

信じていいのは知らない場所での建物等から避難するときだけです。

広域地での場合慎重に行動を考えないと直ちにそれに従った場合、将棋倒しや人による二次災害となります。

みんな従えばよいのですが、不安感から問題行動が群集的に発生しますので生存率が低下することも考えられるのです。

誰が誘導しているかがポイントで、人の流れを慎重に見てそれが正しいと判断したら行動して下さい。

学者等の机上や一定の実験で判断された基準がどうかということです。

東日本の震災時、日本橋等で各ビルから避難誘導にしたがって中に留まった人と外に逃げるように指示された人たちが居ます。

どちらがベストだったのでしょうか。

福岡市での地震のときもそうでした(その他もありますが)。

ビルの倒壊が考えられる場合はどうしろとは言いません。

でも、それなりのビルでは建物の中に火災等の発生がなければ留まるべきと考えます。

外に出たとき蜘蛛の子を散らすように人が群がり、逃げ場を失った光景が目に焼きついています。

建物からガラス破片が落ちたり、四方八方に逃げた人を見て自分はどうするかという結果になります。

 

 

 

⑧便利な折りたたみ式ナイフ

これは色々な場所で役に立ちます。様々な使い方があります。ステンレスナイフで結構ですから用意すると便利です。

 

 

 

⑨懐中電灯は点灯することが前提

懐中電灯は数本持つと便利です。

近くを照らす。

道を照らす。

合図をする。

これがベストなんですが多いですよね。

電池の持続時間も考慮してください。替え玉が無い場合、それを用意するか、別のものを用意して下さい。

近頃のLEDは小型で道を照らす、合図をするをカバーでき、ポケットにも入ります。

照らし方は、道を歩く場合は、足元よりもずっと先を左右照らして歩くと危険回避になります。

室内は家程度であれば床を照らすのではなく、天井を照らして下さい(真上の天井ボード等です)。

ほんわかと全体が照らし出されますので、他の人も安全になります。

人間の目は暗順応と明順応によって物を認識します。

懐中電灯で近くを照らしすぎるとしっかりとした認識が実はできなくなり、懐中電灯の明かりの外側の暗いところほど、まったく見えなくなります。

車を運転する方であれば意味がわかるはずです。

 

 

⑩あきらめないこと、あきらめさせないこと

これは救助のときですが、あぁ駄目だ見れはということを自ら口に出してはいけないということ。

駄目そうでも、あぁたいしたことないね。大丈夫ですよ。って意識があれば勇気付けて下さい。

人間があきらめる瞬間は、誰かから駄目だとか、自分と第三者が同じ意見になったときです。

体力の低下は救助(薬や処置等)でカバー出来ても、気力は勇気付けに勝るものはありません。

 

その他色々あるのですが、またの機会にということで。

 

いつ起こるか知れない自然災害に対処できるように日々備えましょう。



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